【サンプドリア戦】 ガットゥーゾ「簡単な試合ではなかった」
コッパ・イタリアベスト16、サンプドリア対ミランの1戦は延長の末0-2でミランが勝利しました。
試合後、ガットゥーゾ監督は以下のように答えました。
「今日の選手たちはよくやっていた。サンプドリアが偉大なチームであり、簡単な試合にならないことは分かっていた。クトローネとコンティはチームにクオリティをもたらしてくれたね。」
「パケタのプレーは気に入ったよ。特に後半だ。ピッチ上で良く動いていたね。満足している」
「今日のイグアインはアクティブだった。点は取れなかったけど最善を尽くしていたね。いつも言っていることだが、決断を下すのは選手だ。彼は現時点ではミランの選手だし、その状況に我々は満足している。ただ将来は何が起こるかわからない。様子を見よう。私はゴンサロをよく理解しているし、関係はとてもフランクだ。」
ソース;calciomercato.com
攻守ともに選手任せのいつも通りのサッカーでしたが、終わってみれば0-2の勝利。
サンプドリアの決定力の低さと守護神レイナのセーブ、クトローネの決定力に救われた試合でしたね。
パケタは可もなく不可もなくといった印象でしたが、言い方を変えればそつなくこなしていたということかなと。
ブラジルからイタリアのチームへと移籍し、チーム練習に合流して間もなくの試合でスタメン出場して及第点の出来というのは素晴らしいことだと思います。
前半に一度イグアイン、チャルハノールとワンタッチ・ツータッチでパス交換してボールを敵陣深くまで運ぶシーンがありましたが、あのように周囲との連携で活きるタイプであるというのは間違いなさそうですし、相互理解が深まるであろう今後には大いに期待できそうですね。
イグアインに関しては……何というか、今回のようにボールを運ばせる役割ならば彼である意味がないというか、非常に勿体ない使われ方をしているなーと思います。
正直なところ、今のチームなら積極的に裏抜けして相手DFラインを押し下げてくれるクトローネを起用した方が機能するでしょうね。
ガットゥーゾ監督の発言からして、イグアインが移籍する可能性は低くはなさそうです。
彼のような優秀な選手の能力を活かせず手放してしまうというのは非常に歯がゆいわけですが、いずれにせよ去就は早く決まって欲しいです。移籍の場合は代役を確保する必要がありますしね。