サンプドリア戦プレビュー
〇予想スタメン
『スカイ』による、サンプドリア戦におけるミランの予想スタメンは以下の通りです。
システム;4-3-3
GK;レイナ
DF;アバーテ ムサッキオ ロマニョーリ ラクサール
MF;ケシエ バカヨコ パケタ
FW;カスティジェホ イグアイン チャルハノール
注目ポイントは多いですが、1番は何といっても新加入選手であるパケタのスタメン(予想)でしょうね。
サンプドリアのモチベーションやメンバーにもよりますが、組織的なDFを誇る彼らとの対戦は、イタリアサッカーを知るという面では非常に効果的だと思います。
彼らを相手に運び役やリンクマンとしての役割をこなせるのであれば即戦力として計算できますし、チャルハノールのウィング起用もハマるでしょうしね(何度も言いますが本質的に重要なのは起用ポジションではなく起用法)。
もう1つ注目ポイントを挙げるとすれば、ラクサールでしょうか。
ここ最近の対戦でミランは、サンプドリアのディフェンス攻略のためにサイドチェンジを多用していました。
その際にひと際大きな貢献を果たしていたのが左SBのリカルド・ロドリゲスです。前回のリーグ戦での対戦でも見事なロングフィードでスソの3点目をアシストしています。
ラクサールに彼と同じ役割を任せることはできないでしょうから、彼がどういった使われ方をしてチームに貢献するのかには注目したいですね。
〇直近成績
サンプドリア;3勝1分1敗 11得点 6失点
ミラン;1勝3分1敗 2得点 2失点
サンプドリアの1敗はユヴェントス戦ですし、最近はかなりの好成績を収めていることがわかります。
失点も少なくないですがそれ以上に得点が多い。特にエースストライカーであるクアリャレッラが9試合連続ゴール中と絶好調なのが大きいですね。
〇試合展開・結果予想
おそらくミランがポゼッションする展開にはなるでしょう。
一方のサンプドリアもハイプレスからのリトリート、そして純粋かつコンパクトなゾーンディフェンスに移るという普段の戦い方を変えることはなさそうです。
ですのでミランとしては、ビルドアップ時にボールを失わないようサイドチェンジを駆使しつつ素早く前線に繋げ、彼らが戻りきる前にフィニッシュに繋げるという形を作り出せるかが鍵になるかなという印象です。
悪い時ののろのろポゼッションサッカーにならないことを祈ります(笑)
結果予想についてですが、正直かなり迷いますね…。
現時点でEL権も十分狙えるサンプドリアが国内カップ戦にどれほどの労力を割くか(リーグ戦まで1週間空くのである程度主力は出してきそうな気はしますが)、そして中3日でユーヴェとのスーペルコッパを控えるミランのやる気も未知数です。
とりあえずミランの2-1勝利と予想しておきますが、予想的中には期待しないでください(笑)