アクイラーニ、ミラン移籍の噂があるセンシを絶賛



 かつてミラン、サッスオーロの両クラブで活躍したアクイラーニが『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に対し、ミラン移籍が噂されるサッスオーロのステファノ・センシについて語りました。


「センシは若く、有望な選手だからミランにとって適切だ。それにここ数カ月で彼は大きく成長した。そのプレースタイルはヴェラッティを想起させるね。」

「センシはレジスタでもメッザーラでもプレー可能だ。レジスタとして、彼はゲームを組み立てるための素晴らしいビジョンを備えている。もしドリブルを多用するチームを作りたいなら、彼はメッザーラとして最適な選手だね。」

「センシはとても礼儀正しく、おおらかで、賢い男だ。印象に残っていることは、トレーニング中に私がアドバイスした時の彼の注意力だ。彼は少し無駄走りすることがあったけど、そういう時に私は彼の個性を最大限に発揮できるポジショニングを提案したんだ。」


ソース;calciomercato.com




 前にも書きましたが、個人的には左WGこそが1番の要補強ポジションだと思いますし、そこに比べると中盤の優先度は大分下がると思います。

 しかしセンシは紛れもなく良い選手ですし、仮に獲れるチャンスがあるとすれば是非とも獲って欲しい選手ではありますね。

 アクイラーニ曰く、素直で真面目な成年のようですし、レジスタとしてもメッザーラとしても起用できるプレーの幅の広さは非常に魅力的です。



 ただ今のミランでプレーするとすれば、おそらく左インサイドハーフでの起用が妥当でしょうね。中盤の守備を組織力ではなくバカヨコのボール奪取能力に大きく依存している現状では、センシのアンカー起用は現実的ではありませんしね。



 ところで、センシやティーレマンスといった選手が獲得候補に上がっているところを見るに、やはりガットゥーゾ監督は現在志向しているポゼッションサッカーを継続していくつもりなのでしょうか。
 
 ポゼッションを蔑ろにしろというつもりは微塵もありませんし、確かにセンシのような選手が加入すれば大分ポゼッションの質も向上するとは思いますが…。それでもメンバー的には縦に速いシンプルなサッカーを主軸にした方が間違いなく機能する気がするんですよね…。


 まぁセンシの獲得自体には賛成ですし、今後も彼についての報道には注視していきたいと思います。


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