【SPAL戦】 ガットゥーゾ「イグアインのゴールはチームにとって極めて重要」
ミラン対SPALの一戦は、2-1でミランの勝利に終わりました。
試合後、ガットゥーゾ監督は以下のように答えました。
「今日のチームパフォーマンスは気に入っている。最近の我々は苦戦していたから簡単ではなかったが、ハードワークして3ポイントを手にすることが出来た。まだまだ成長と改善の余地は残されているが、チームの試合へのアプローチの仕方には満足だ。」
「今日のイグアインのゴールは彼個人にとってだけではなく、チーム全体にとって極めて重要なものだった。彼は自分がもっと継続的に結果を残す必要があると自覚しているが、我々はみんな彼に満足しているよ。」
「マルディーニとレオナルドが今よりも多くのものをチームに要求するのは自然なことだ。我々は自分たちがもっとできることを知っている。ひょっとすると、チームには少しの経験が足りないのかもしれないね。」
「私はいつだって幹部と話し合いの場を設け、非常に明確な議論を交わしている。これから少し休んで、2019年にはより強くなって戻ってきたいね。」
ソース;calciomercato.com
完勝とまではいきませんでしたが、リーグ戦5試合ぶりの勝利を収めて2018年を終えました!
まだまだ改善すべき点はあるものの、この試合では戦術的に非常に非常に興味深い点がありましたし、来年に向け希望の光が微かに見えた試合であったと個人的には思います(詳しくは後のマッチレポート記事にて)。
希望の光と言えば、もちろんイグアイン個人にも見られました。実に2カ月ぶりとなるゴールを決め、チームの勝利に大きく貢献してくれましたね!
あのゴールセレブレーションはとにかく感動しました。チームメイト、監督、そして何よりイグアイン自身がゴールを切望していたことがはっきりと分かりましたからね。
このゴールで少しは肩の荷が下りたはずです。2019年からも「ミランで」素晴らしいゴールの数々を期待したいところですね。
フロントの願いはただ1つ。CL権獲得圏内である4位以内という結果でしょう。
CLの有無は主に収入面において絶対的な違いを生じさせますし、来シーズン以降のミランというクラブの行方を左右するものです。
現在のミランの順位は5位。そして4位ラツィオとの勝ち点差はわずか「1」。こう考えるとまだまだ4位フィニッシュのチャンスは残されていますが、後ろを振り返れば12位パルマまでの勝ち点差が「6」。何と3位インテルとの勝ち点差(8)よりも近いということで、非常に大混戦となっています。
今回のように4試合連続ノーゴールなど繰り返そうものなら、一瞬でCL権争いはおろかEL権すら危なくなりかねません。
まずはゆっくり疲れを取ってもらい、リーグ後半戦からは1試合1試合が正念場のつもりで臨んでもらいたいと思います。
最低でも今日の前半のようなやる気に満ちたプレーを見せてほしいですね。