【SPAL戦】 ガットゥーゾ監督試合前インタビュー
SPALとの1戦を前に、ガットゥーゾ監督は記者会見で以下のように答えました。
「ディフェンス面を修正した一方で、今度は点が取れなくなった。大きな失望だ。だが、この失望を出来る限り引きずることなく我々全員が改善に取り組む必要がある。」
「選手たちは全力を尽くす必要がある。私のためにではなくね。チームからの信頼を感じるし、私も選手たちのことを考えなければならない。」
「私は指揮を続けたいと思っている。良くない時期を経験しているが、今後改善できると思う。私にミランを指揮するチャンスをくれた人々に感謝しなければならない。」
ソース;calciomercato.com
結果の出ている部分にまで文句を言うのは良くないことかもしれませんが、正直ディフェンス面も劇的に改善しているわけではない気が個人的にはしますけどね…。
守備における綻びを中盤のバカヨコとケシエ(特にバカヨコ)の機動力でかなり補っている状況ですし、ボローニャ戦でのバカヨコの退場などはまさに戦術的欠点のフォローに奔走させられた結果という印象です。
まぁそれよりも今の問題は得点力不足ですね。イグアインやチャルハノールといった、何だかんだチャンスまで持っていける彼らのフィニッシュの精度が戻らない限りはこの試合も大苦戦しそうです…。
ちなみに最新の報道では、この試合の勝敗に関係なくガットゥーゾ監督の続投は間違いないそうです。
おそらく引き受けてくれる適切な監督が誰もいないのでしょうね。与えられる時間(ウィンターブレイク期間の数週間)と戦力(ビリア、ボナベン離脱)、に対する目標(4位以内)がかなり厳しいですからね…。
ここ数カ月間も露になっているチームの弱点とそれに対する監督の修正力の低さを踏まえると、今後ガットゥーゾ・ミランが劇的に改善する見込みははっきりいって低いと言わざるを得ません。
ですがこうなった以上は切り替えて応援するしかないですね。
ウィンターブレイク期間でのコンディション回復や戦術面の向上に期待しましょう。

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