【フロジノーネ戦】 ガットゥーゾ「責任は私にある」



 フロジノーネ対ミランの1戦は、0-0のスコアレスドローに終わりました。

 試合後、ガットゥーゾ監督は以下のように答えました。

「前半の我々は良いプレーではなかったが、後半になって改善していくつかチャンスを作り出すことが出来た。しかし、ゴールを決めることができなかったね。負けていた可能性もあったからラッキーだった。」

「チャンスを無駄にすることのない正確なプレーが必要だった。運の問題ではなく、我々の正確性のなさが問題だ。」

「私が心配しているのは自分の去就ではなくチームについてだ。選手があるべき姿でプレーしていないのだから私の責任だし、もっと改善に取り組む必要がある。」


ソース;DAZN




 失望を禁じ得ない試合でしたね…。

 果たしてこれが5位と19位の対戦なのかと。確かにシュート数やポゼッションでは大幅に上回っていたものの、フロジノーネが勝っても全くおかしくない試合に感じたのは僕だけではないはずです。
 フロジノーネは想定以上に攻めてきましたし、ピッチ上の選手たちもおそらく手ごたえを感じていたはずです。だからこそ、足の止まりかけていた後半終盤でもカウンターの場面では多くの選手が駆け上がり、それによりチャンスを作っていました。

 
 正確性、すなわちフィニッシュの精度の低さは今に始まったものではありませんし、外しても「あぁまたか…」となってしまうことも個人的に多いわけですが……終盤のイグアインのシュートが大きく枠を外れた場面は流石に堪えました…。
 敗戦の責任をイグアイン1人に押し付けるつもりは毛頭ないとはいえ、エースストライカーとしてあそこは絶対に決めるべき場面でしょう。
 動き自体はここ最近の中では良い方だと感じましたし、あそこで決勝点を挙げられれば気分や調子もグンと良くなったと思うだけに残念でした…。


 カスティジェホもまたここ最近の中では一番良かったと思いますし、もう少しでゴールというシーンも前半にいくつか見られました。
 しかし、スソのポジションを脅かすまでには至らなかったかなと。この試合では最低でも得点かアシストを1つ決めて欲しかったというのが本音です。


 最後に。この引き分けでガットゥーゾ監督もいよいよ解任かと思いきや、報道ではどうやら次節のSPAL戦までは最低でも続投するとのこと。
 良くも悪くも、現体制は気が長いですね。おそらく適切な後任選びに苦戦しているのも理由の1つでしょうが…。
 
 




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