フィオレンティーナ戦、各選手の採点と個人的寸評



『ガゼッタ・デッロ・スポルト』による、ミラン対フィオレンティーナにおける各選手の採点は以下の通りです。



ドンナルンマ 5.5

アバーテ 6

サパタ 6

ロマニョーリ 6

リカロド 6.5

カラブリア 5.5

マウリ 6

チャルハノール 5

スソ 5.5

イグアイン 4.5

カスティジェホ 4.5

クトローネ 5

ラクサール 5

コンティ ―

ガットゥーゾ 5


 MOTMはリカロド、FOTMはイグアインとなりました。


以下、個人的に印象に残った選手について少し書かせていただきます。


リカロド

 ビルドアップ時にボールを失わないキープ力、対面のキエーザを抑える守備力、相手ゴールを脅かす強烈なミドルシュートなど、ミランのMOTM選出も納得のパフォーマンスだったと思います。
 シーズン序盤から継続的に好プレーを見せてくれている数少ない選手ですね。


マウリ

 今シーズン2試合の先発でしたが、自身の持ち味であるボールホルダーへの素早い寄せからのボール奪取は何度か見られました。

 もう少し攻撃面で貢献できると良いのですが、この試合では安定したパフォーマンスだったと思います。


カスティジェホ

 大きな期待を寄せられていたと思うのですが、この試合では完全に沈黙してしまいました。
 明確な攻めの形が見られない今のチーム状況や、対面の相手がミレンコビッチという新進気鋭の有望選手だったなど同情すべき点はありますが、もう少し個人で仕掛けて打開するなどの積極性を見せてほしかったというのが本音です。

 現時点ではスペースの空いてくる後半途中での起用がベターかなという印象です。


コンティ

 この極めて難しいチーム状況の中ではありましたが、1年以上の離脱を経て遂にコンティが復帰を果たしました。

 ベストコンディションに戻るにはまだまだ時間がかかるでしょうが、まずは復帰できて本当に良かったです。

 シーズン終盤からは主力としての活躍に期待したいですね。




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2Comments

名無しのミラニスタ

メリークリスマス!カカニスタさん

フィオレンティーナ戦はキエーザjrのゴールの後で気絶してしまい記憶も曖昧ですが
お互いに酷い試合でしたがキエーザを活かしきる事を選択したピオリの勝利なのかなと思います
DF陣は頑張ってたと思いますラクサールがちょっとアレでしたが

願わくばイグアインにキエーザのような仕事をして欲しかった
現在のチーム状況ではかなり難しいとは思いますが

個人的な目線で申し訳ないのですがカスティジェホとイグアインの相性最悪じゃなかったでしょうか
チグハグで何も噛み合ってないように見えました
それを言い出したら他の選手達もそうだと言えますが…
それとカラブリアはリッカじゃダメだったんですかね?

フロジノーネ戦は絶対勝たないともう色んな意味で後が無いです
リーノの進退に関して色々飛び交ってますが負けて解任になるような形だけは避けてほしい
それがせめてもの願いです…
泣きそうですよ本当にリーノに対してこんな感情を持ちたくないです
ピッポの時でもそうでしたが苦しいです

それと色んな後任監督の噂がありますがべンゲルだけは止めて欲しい
リスペクトがない訳じゃないです偉大な監督ですから
でもベンゲル就任で復活の可能性は無いと思います彼のスタイルを考えても
元モナコのジャルディムとか無理なんでしょうかね?引く手数多でしょうから難しいか…
可能ならガスペリーニも見てみたいですがインテルとの事が
ガスペリーニにどのような影を落としてるか測りかねます

  • 2018/12/26 (Wed) 01:20
  • REPLY

カカニスタ22

返信

コメントありがとうございます!そして遅ればせながらメリークリスマス!

ヴィオラも攻守においてちぐはぐでしたし、攻撃においてはあのキエーザによる一発以外はほとんどチャンスを作らせませんでしたからね…。
そう考えると、ミランの守備陣は安定していたと思います。

カスティジェホとイグアインがイマイチ噛み合っていないのは、一緒に出場した時間がまだまだ短く相互理解が浅いというのがあるかもしれませんね。


カラブリアのインサイドハーフ(途中からボランチ)起用は結果的に失敗でしたし、本職のリッカを差し置いてまで起用すべきであったかは疑問です。

ただこの試合のヴィオラのインテンシティの高い守備に対し、出場時間0のリッカが対応できたかは少し怪しい気が個人的にはしますね(一方で、それならELのデュドランジュ戦辺りで少しずつ起用しておくべきだったのではとも思いますけどね。)


ヴィオラ戦の途中に映ったガットゥーゾ監督の悲壮感漂う表情は確かに見ていて辛いものがありました…
セードルフ、ピッポ、(ブロッキ)、そしてガットゥーゾとOBが来ては批判に晒されながらチームを去るここ数年の状況は今後絶対に避けるべきでしょうね。


そのためにも後任の監督(もしガットゥーゾを解任するのであれば)は慎重に慎重を重ねて選ぶべきなのですが…。
後任有力候補の1人であるベンゲルについて、間違いなく優秀な指揮官ではありますが…正直僕もあまり上手くいくとは思えないんですよね…。

何故だか数年前のインテルに就任したデブール監督を思い出します。
攻撃的サッカーを志向する一方で守備への意識が低く、またセリエAを経験していないといった共通点がその理由でしょうか。


今のミランにはコンティ、カルダーラ、ケシエといったアタランタで成長した選手も多いですし、インテルでビッグクラブの難しさも知ったガスペリーニは本当に良い後任候補だと思います。
ただし絶対に冬には来ないでしょうね…。

今監督を代えるとしたら後任候補が本当に少ない…。個人的には好きな監督ベスト10に入るグイドリン推しですが厳しいでしょうね(笑)


PSGを上回ってのリーグ優勝、CLベスト4の実績に加えて若手育成にも定評のあるジャルディムは候補の中では最善の選択になりうると思います。

  • 2018/12/26 (Wed) 13:17
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