ヴィンチェンツォ・モンテッラがミランの新監督に就任!
>「明日から私は正式にミランの監督になる。監督交代などの生活に大きな変化があるとき、いつも色々と考えさせられるんだ。ガッリアーニCEOにも言ったんだけど、私はミランでプレイすることが子供の頃の夢だった。でも彼らは契約してくれなかったよ。当時はファン・バステンが私のアイドルだったんだよね」
>「今週から本腰を入れて仕事に取り組むけど、我々はすべてのタイトルを取りに行く必要がある。イタリア国内だけではなく、ミランはヨーロッパでの栄光も取り戻さなければならないんだ。大変な仕事だけど、このクラブでやるべきことを私はちゃんと理解している。変化は選手によって作られるものだけど、私たちは彼らのパフォーマンスを高めてあげる必要があるんだ。そうすれば自然と結果が付いてくるんじゃないかな」
>「今週から本腰を入れて仕事に取り組むけど、我々はすべてのタイトルを取りに行く必要がある。イタリア国内だけではなく、ミランはヨーロッパでの栄光も取り戻さなければならないんだ。大変な仕事だけど、このクラブでやるべきことを私はちゃんと理解している。変化は選手によって作られるものだけど、私たちは彼らのパフォーマンスを高めてあげる必要があるんだ。そうすれば自然と結果が付いてくるんじゃないかな」
ソース:伊紙『Premium Sport』
ついに、と言いますか・・・数年前からちょくちょく噂のあったモンテッラ監督がミラン監督に就任しました。
現地の反応などを見ると彼の手腕に関して懐疑的な見方が強いようですが、個人的にはベストに近い人選だったと考えています。
確かに直近のサンプドリアでの指揮は上手くいかず、失敗と評されても仕方のない結果だったかもしれませんが、この成績を気にする必要はないでしょう。というのも、彼はビッグクラブ向きの監督だと思うからです。それはなぜか。
まずヴィオラ(フィオレンティーナ)時代の彼を思い返せば明らかなように、彼の標榜するサッカーはポゼッションサッカーです。
セリエAでは「異端」とも評される華麗なパスサッカーで強豪とも互角に渡り合い、3年連続でリーグ戦4位という好成績を収めています。
ポゼッションサッカーを実行するには組織的な戦術と技術的に優れた(ポゼッションサッカーに適した)選手が必要なわけですが、後者はビッグクラブでなければ保有することは難しいわけです。
一方サンプドリアでは途中就任のため、自身の持つ戦術をチームに落とし込むことが非常に困難でしたし、選手も充分とは言えませんでした。ですから不振はある種必然といえるかもしれません。
しかし彼に充分な時間と選手を与えれば素晴らしい内容と結果を残すことは、ヴィオラでの彼の実績が証明しています。
加えて、ポゼッションサッカーというのはミランの目指すスタイルと一致します。
昨季途中までミランを率いたミハイロビッチは組織的な守備構築に定評がありましたが、一方の攻撃はというとアイディア不足が否めず、選手の個人技に任せるといったタイプでしたからね。
以上より、彼ならばミラン復権を託すに充分な人物であると思います。しかしもちろん楽観視してはいません。
先ほども述べたように、彼には充分な時間と選手を与える必要があります。
特に選手は補強が不可欠です。少なくとも司令塔タイプのアンカーとボールを運べる中盤の選手は絶対に必要です。
後は現場に口出しをしないこと。彼にのびのびと指揮を執らせなければなりません。
「ミラン復権」という難しいタスクを担うこととなったモンテッラ。ですが、以上のことが徹底されれば、彼はきっとその任を成し遂げることができるでしょう。
中国企業グループへの身売りが決定的となり、30年近く続いたベルルスコーニ体制が終焉します。
そのような歴史的なシーズンを、是非ともクラブ一丸となって素晴らしいものにしてほしいと思います!
最後まで見ていただきありがとうございました。
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現地の反応などを見ると彼の手腕に関して懐疑的な見方が強いようですが、個人的にはベストに近い人選だったと考えています。
確かに直近のサンプドリアでの指揮は上手くいかず、失敗と評されても仕方のない結果だったかもしれませんが、この成績を気にする必要はないでしょう。というのも、彼はビッグクラブ向きの監督だと思うからです。それはなぜか。
まずヴィオラ(フィオレンティーナ)時代の彼を思い返せば明らかなように、彼の標榜するサッカーはポゼッションサッカーです。
セリエAでは「異端」とも評される華麗なパスサッカーで強豪とも互角に渡り合い、3年連続でリーグ戦4位という好成績を収めています。
ポゼッションサッカーを実行するには組織的な戦術と技術的に優れた(ポゼッションサッカーに適した)選手が必要なわけですが、後者はビッグクラブでなければ保有することは難しいわけです。
一方サンプドリアでは途中就任のため、自身の持つ戦術をチームに落とし込むことが非常に困難でしたし、選手も充分とは言えませんでした。ですから不振はある種必然といえるかもしれません。
しかし彼に充分な時間と選手を与えれば素晴らしい内容と結果を残すことは、ヴィオラでの彼の実績が証明しています。
加えて、ポゼッションサッカーというのはミランの目指すスタイルと一致します。
昨季途中までミランを率いたミハイロビッチは組織的な守備構築に定評がありましたが、一方の攻撃はというとアイディア不足が否めず、選手の個人技に任せるといったタイプでしたからね。
以上より、彼ならばミラン復権を託すに充分な人物であると思います。しかしもちろん楽観視してはいません。
先ほども述べたように、彼には充分な時間と選手を与える必要があります。
特に選手は補強が不可欠です。少なくとも司令塔タイプのアンカーとボールを運べる中盤の選手は絶対に必要です。
後は現場に口出しをしないこと。彼にのびのびと指揮を執らせなければなりません。
「ミラン復権」という難しいタスクを担うこととなったモンテッラ。ですが、以上のことが徹底されれば、彼はきっとその任を成し遂げることができるでしょう。
中国企業グループへの身売りが決定的となり、30年近く続いたベルルスコーニ体制が終焉します。
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