クレスポ、イグアインへの批判に反論「彼をサポートしてくれ」
かつてミランでも活躍した元アルゼンチン代表のエルナン・クレスポ氏が『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じ、イグアインへの批判について自身の見解を示しました。
「イグアインの持つクオリティを批判することは冒涜に等しい。チームからチャンスを与えられないのに多くのゴールを決めたなんてストライカーを私は見たことがない。彼はどこにいても点を取ってきたから、ミランでも立ち直った姿が今後見られるはずだ。」
「彼はレアルマドリー、ナポリ、ユヴェントスでプレーした経験を持つ国際経験豊かな選手だ。そんな彼が突然悪い選手になったなんてことはないだろう。」
「私も選手時代に似た経験をしたことがある。どうか彼を批判せずサポートしてあげて欲しい。長期的な愛情こそがポジティブなものをもたらす。私が保証するよ。」
ソース;calciomerato.com
言いたいことをほぼ代弁してくれました(笑)
イグアイン自身のパフォーマンスが悪いこともあるでしょうが、それ以上にチャンス自体が少ないことが何よりも問題でしょう。
最近は特にエリア付近でいい形でボールを受けるシーンが非常に少なく(大体1試合で1~2回?)、多くはバイタルエリアでマークに付かれながらの苦し紛れのミドルシュートです。
最近は放出の噂もしきりに報じられていますが、仮に代役候補の1人であるモラタがイグアインの代わりに来たとして、今のチーム状況で活躍できますかね?
カウンター時やテクニックで時折魅せることはあっても、結局フィニッシュの局面で窮することは変わらないと個人的には思います。
今の状況を何とかするにはそれこそ7年前のイブラヒモビッチクラスの選手が必要でしょうが、現実味のなさすぎる話をしても仕方がありません。
結局のところ、まずはストライカーがストライカーとして活躍できる環境を作ることが本質的な解決に繋がると思います。
イグアインの評価はそれから下すべきでしょうね。

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