ミラン、サンプドリア戦は2トップでスタートか

『スカイ・スポーツ』によりますと、ガットゥーゾは次節のサンプドリア戦で2トップの採用を検討しているそうです。
当然のことながら、その狙いはイグアインとクトローネを同時起用することにあります。
全体のフォーメーションとしては4-4-2か3-5-2のどちらかになるとのこと。

4-4-2はアリだと思います。
メリットとしては孤立しがちなイグアインの近くに人を置けるという点、それに付随して中央のエリアでマークを分散できる点、(全員が献身的に守れれば)守備に穴ができにくいといったところでしょうか。


逆に問題は、献身的な守備と豊富な運動量が求められるサイドハーフをスソが務められるかという点です。
スソを外すという選択肢はあり得ず、また2トップは決まっている以上右サイドハーフでの起用は間違いないでしょう。

スソは守備時に担当するスペースへの戻りがやや遅く、また守備もそれほど上手くないため、この部分をどう対処するかが重要でしょうね。


続いて3-5-2について。仮にこのフォーメーションを採用するとしたら、おそらく守備を考えてのことだと思います。
サンプドリアは4-3-1-2で来るでしょうから、システム上は当然中央に人が多く位置することになります。

そこで3枚のCBとアンカーを恒常的に配置することで、数的優位を保とうという狙い(理論上は3人のアタッカーに対してこちらには4人のディフェンダー)があるのではないかと。



と、まぁここまでグダグダと書いてきましたが、なんだかんだでガットゥーゾ監督はいつも通りの4-3-3で挑むだろうというのが僕の予想です。

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