ケヴィン・プリンス・ボアテングの起用法 ~元「10」番の活かし方~

今朝、CLチェルシー対パリを観たわけですが・・・。イブラは相変わらず決定的な仕事をしますね。

衰え知らずとはまさにこのこと。以前イブラは自身を「ワイン」と評していましたが、言い得て妙ですね(笑)


前置きはこの辺にして、それでは本題へ。

今回は、いまいちチームにフィットしていないミランの元「10」番、ケヴィン・プリンス・ボアテングについて個人的に思うことを書いていこうかなと思います。


今季のプリンスが起用されたポジションは両サイドハーフとトップ。序盤はトップでの起用が多かったものの、メネズ復帰後あたりからはサイドハーフでの起用が多くなっています。


個人的には、今のシステムだとサイドハーフよりもトップで起用したほうが活きると思いますね。サイドハーフの控えがいないので彼をそこで起用しているんでしょうが、勿体ない。

彼の持ち味は何といってもダイナミズムと前線への飛び出し。対して、パスやドリブルがやや雑なところが欠点(特に復帰後のプリンスは)です。

今のミランのサイドハーフは、守備を意識してかポジションを重視する傾向があるので、プリンスの良さがでないと思うんですよね。それなら2トップの一角で衛星的に動き回ったほうが持ち味が活きるかな、と。

実際にヴィオラ戦では2トップの一角で起用され、鋭い飛び出しから点を決めてますしね。




あとプリンスに関して気になるのは、出場時間が少ないなと。

ここまでカップ戦も含めほぼすべての試合で先発の機会はなく、プレー時間も少ない。主力を休ませたり、時間稼ぎのための起用といった印象が強いです。

まぁ確かに、5年前のプリンスと比べるとあらゆる部分で劣化していますが、コンディションを上げるためにももう少しプレー時間を与えるべきだと思うんですよね。


少なくとも今のバロテッリより間違いなくチームに貢献できるでしょう。




「27」番を着けていた時代のプリンスは、とにかくダイナミック。動きもそうですし、十数分でトリプレッタ(ハットトリック)を決めたりアーセナル戦、バルセロナ戦でゴラッソを決めたりとインパクトが凄かった。

あの時代の彼を知っている身としては、窮屈そうにプレーする今のプリンスにはもどかしさを感じますし、もっとやれるんじゃないかという期待感がどうしてもありますね。



敗北を喫した次の試合というのは、チームの勢いを取り戻すためにも非常に重要なものです。

ここらでプリンスにはスーパーゴラッソを決めてもらって、チームにも、そしてプリンス自身にも良い流れが戻って欲しいですね!




最後まで読んでいただきありがとうございました。


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