ミラン、求められる守備の改善
シーズンはまだ序盤だが、ここまでミランは上手くいっていない。
敗北はしたものの、期待の持てるパフォーマンスを見せた開幕戦。そして続くローマ戦では見事な逆転勝利を収めた。
しかしそれ以降、ガットゥーゾ・ミランは期待外れであり、昨日のエンポリ戦も3試合連続となるドローに終わった。
トップ4の座を狙いたいのであれば、5試合で6ポイントという数字は不十分だ。
データに目を向けてみると、今の状況はさらに不安視されるものとなる。ミランはディフェンス面に問題を抱えているが、これは今シーズンに限った話ではない。
実際、キーパーのドンナルンマは直近のリーグ戦9試合の全てで1失点以上を喫しているのだ。
ドンナルンマのクオリティに疑問の余地はないが、この事実を無視することは難しい。時に彼はポジショニングの誤りや不用意な飛び出しで失点することもある。
今季のミランが無失点で終えたのは、ELにおける格下のデュドランジュ戦のみ。しかもその時はレイナがゴールマウスを守っていた。
4人のDFも全くドンナルンマを助けられていない。特にロマニョーリ、ムサッキオ、カラブリアはここ2シーズンで失点の原因となることが頻繁にある。
未だにCLを目標とするならば、彼らはパフォーマンスを向上させる必要がある。さもなければ、過去数シーズンと同じ結末を辿ることになるだろう。
情報ソース;AC Milan News
CL出場権を取るには、やはり固い守備は必須です。
これはどのリーグのどのチームにも言えることかもしれませんが、セリエAでは特に守備力が求められます。
根拠として、過去2シーズンでトップ4に入ったチームは、失点数の少なさにおいてもトップ4だったという事実が挙げられます。
今のミランは組織的な守備ももちろん問題ですが、個人レベルのミスが目立つというのが最大の問題でしょう。エンポリ戦はまさにその典型でしたね。
次節のサッスオーロは非常に攻撃力の高いチームですし、今のミランが無失点に抑えるには難しい相手かもしれません。
しかし逆に、このレベルの相手を無失点で抑えられればそれはチームの自信に繋がりますし、その自信が(守備の)パフォーマンスに好影響を与えることは想像に難くありません。
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