右SB補強を目指すミラン、ティアゴ・サントスに興味?~魅力的な打開力~

来シーズンに向け守備陣を大きく再編するのではないかと報じられるミラン。
その一環として現在は「右SBの補強」の可能性が頻繁に取り沙汰されており、例えばリールのDFティアゴ(チアゴ)・サントスの名前が獲得候補として浮上しています。

ティアゴ・サントスとは何者か


サントスは年齢21歳、身長175cmのポルトガル人選手です。
母国ポルトガルでプロキャリアをスタートさせた彼は、昨シーズンにエストリル・プライアというクラブで早くも主力として活躍。そこでのパフォーマンスが評価され、今シーズンにフランスのリールへと加入しました。

するとリールでもすぐさまレギュラーの座を掴み、今季ここまでの公式戦で計42試合(3428分)に出場して3ゴール・2アシストを記録。また、代表でも昨年9月からU―21ポルトガル代表に選出されるなど、非常に有望なキャリアを歩んでいるところです。

そんなサントスの推定市場価格について、『transfermarkt』だと800万ユーロと評価されています。ただしこれは昨年12月時点の評価であり、また現在のサントスの若さと勢いを考慮すると実際の移籍金は多少高くなるでしょう。

ドリブル能力


続いてサントスのプレースタイル・特徴についてですが、何といっても彼の強みとするプレーは「ドリブル」にあると思われます。



ユース時代にはウインガーとしても起用されていたらしいサントスはアグレッシブなマインドを有しており、上掲のプレー集では持ち前の瞬発力とテクニックを活かしながら積極果敢にボールを前進させるシーンが散見。自陣でのプレス回避においてはもちろんのこと、敵陣深くでも仕掛けられるドリブル能力の高さは非常に魅力的です。

また、データを見てもサントスのドリブルに関するスタッツはリーグアンの中で傑出しており、彼の能力がチームの大きな武器の1つになっていることが窺えますね。

【23-24】ティアゴ・サントス_ドリブルスタッツ
――参考:今シーズンここまでのリーグアンにおける、サントスのドリブルに関する1試合平均スタッツ。及び同リーグのSBと比較した際のパーセンタイル。対面のDFに対する仕掛けの回数・成功数は共にリーグトップクラスであり、ボール運びの回数や距離も軒並み上位に位置している

昨夏のメルカートでミランは「個の打開力・推進力」に強みのある選手を集中的に集めていたところ、その方針が今夏も続くのであればサントスは確かに理想的なプロフィールといえそうです。


獲得の実現可能性


最後に、ミランによるティアゴ・サントス獲得の実現可能性について見ておきましょう。

この案件には有名代理人のジョルジュ・メンデスが絡んでいるそうで、ミランはコンセイソン監督の招聘のみならずサントス獲得に際してもメンデスの力を借りるのではないかと報じられています。

ジョルジュ・メンデスはコンセイソンと共にティアゴ・サントスをミランに連れていくことを望んでいる。そしてミランの計画は新たな右SBを獲得することだ――Daniele Longo



一方、サントスとリールの現行契約期間は2028年まで残っており、リールからすると放出の緊急性は低いです。ミランとリールの関係は良好だと伝えられてはいますが、それでも然るべき移籍金は必要になるのではないでしょうか。

とは言え、現時点ですとそこまで移籍金が高額になる気配もなく、ミランの許容範囲内のオファーで獲得は可能だと思われます。そのためミランが本腰を入れた場合、移籍の実現は十分にあり得そうですね。

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