ミラン、シェシュコに関する情報アップデート~バイアウト条項、イブラの後押し~

ミランは次のメルカートで「即戦力の若手センターフォワード」を獲得すると見られており、その候補としてボローニャに所属するザークツィーの名前がメディアで盛んに取り上げられています。

一方、こうした噂に触れる際、ザークツィーと並んで目にする名前がベンヤミン・シェシュコです。

ミラン、シェシュコへの関心は本物なのか

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ライプツィヒ所属の彼については当ブログでも既に言及済みであり、その際に選手としての基本情報は押さえたつもりです。したがって今回は上記の記事内容を前提にしつつ、シェシュコに関する最新情報をアップデートしていきたいと思います。

バイアウト条項


まずはシェシュコの移籍金についてです。
当時は「シェシュコとライプツィヒの契約には5000万ユーロのバイアウト条項が盛り込まれている」と伝えられていましたが、最近の報道によると当該バイアウト金額は「変動制」だったとのことです。

シェシュコのバイアウト金額はパフォーマンスによって変動する。今年の冬の時点では5000万ユーロだったが、シーズン後半戦の好パフォーマンスによって現在は6500万ユーロに上昇した。金額はシェシュコのプレー時間、ゴール数、アシスト数に応じて変動し、この額は最終的に7000~7500万ユーロに達する可能性がある。そんなシェシュコに対してはプレミアリーグのトップクラブの他、ミランも興味を示している――Philipp Hinze(Sky Germany)



年明け前までのシェシュコはリーグ戦で3ゴールとやや苦戦していたようですが、シーズン後半戦に入ると一気にゴールペースを上げていきました。
年明け以降はリーグ戦16試合で9ゴール・2アシストを記録し、しかも現在は5試合連続ゴール中と絶好調です。そんな訳で上記の通りバイアウト金額も大きく上昇してしまった、と。

ただでさえミランにとっては困難と見られたシェシュコの獲得ですが、バイアウト金額が6500万ユーロ(以上)となったらしいので更に現実味は薄くなりました。加えてプレミアのトップクラブと競合になった場合には移籍金の減額も期待できませんし、シェシュコ個人への条件提示(年俸額など)に際しても劣位に立たざるを得ないため、果たして勝算はどこにあるのか疑問に感じてしまうところです。

イブラの後押し


そんな中、ミランによるシェシュコ獲得を支持する主要メディアの1つに『Gazzetta dello Sport』があります。

シェシュコはミランにとって理想的なプロフィールであり、経営陣の全員が納得している名前だ。ミランはバイアウト金額を全額支払うつもりはないが、それでもライプツィヒと交渉を開始できると信じている。ライプツィヒはタフな交渉相手であり、シェシュコを売る必要にも迫られていないものの、ミランの持つ予算は彼らを誘惑するだろう――GdS



プレミアリーグのクラブの方が遥かにライプツィヒを誘惑するでしょうし、実際のオファー金額も高くなるでしょう。残念ながら説得力が感じられません。

一方、シェシュコの獲得を希望するミラン経営陣の中には勿論イブラヒモビッチも含まれているようで、別の報道によるとイブラがシェシュコ獲得に向け行動を開始しているとのことです。

イブラヒモビッチはシェシュコの獲得を推す前に同胞のフォルスベリに話を聞き、元チームメイトであるシェシュコについての意見を求めていた。――Bild



また、かつてシェシュコはインタビューにてイブラを「アイドル」と称しており、そのプレーに感銘を受けていることも認めていました。

ズラタン・イブラヒモビッチは僕のアイドルだった。 僕が彼のようにプレーしていると言っているわけじゃないけど、可能な限り映像を見つけては彼に注目していたよ。彼はピッチ上で楽しみ、やりたいことをやっていた。そういう選手を見ると本当に幸せになれるんだ――Guardian



イブラの存在をもってしても、先述した金銭的ハードルを乗り越えるのは依然として困難を極めるでしょう。ただし、もしも当該ハードルをクリアし、シェシュコ本人を説得するフェーズに突入出来た場合には、イブラの存在というのが決定的な影響を与える可能性も考えられます。
ミランにとってはこの一件における数少ないポジティブ要素となるだけに、チャンスが訪れた際にはイブラにしっかりと貢献してもらいたいですね。

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