挽回か退団か・・・岐路に立つミランのリザーブメンバーたち

先日、『Corriere dello Sport』はミランのリザーブメンバー(控え選手)に焦点を当てており、同メンバーの何人かは来季以降の去就が不透明であると報じています。

今季のミランには出番の少なかった選手が何人かおり、クラブは夏のメルカートに向け彼らについて考えるだろう。問題となっているのはポベガ、アドリ、ヨビッチ、オカフォーだ。特にオカフォーは自身が記録した6ゴールでチームを5つの試合に勝たせたにも関わらず、期待に見合う出番が得られておらず、残りの試合はチームへの残留をかけてプレーすることになる――Corriere dello Sport

監督交代のメリットの1つとして「それまでポテンシャルを発揮し切れていなかった選手が新監督の下で躍動する可能性がある」ことが挙げられ、その意味で来季のミランは現リザーブメンバーにも十分な挽回のチャンスがあるといえます。

例えばオカフォーは今シーズン、与えられた出場時間の中でしっかりと持ち味を発揮しつつ結果も残していた選手でしたが、チームの公式戦における彼のスタメン出場率はわずか「14%」だったとのこと(『Sky』)。これは昨夏の主な新加入選手の中だとワーストの数字です。

また、アドリも持ち前の卓越した献身性を活かすことで、与えられた任務に懸命に取り組んでいましたが、そうした不慣れな役割に技術的なフィットを果たしたとは言い難い印象を受けました。アドリの持つパスセンスを存分に活かすためには、役割の調整だけでなく彼自身の判断能力の向上も求められるところ、もし技術的な指導に長けた人が新監督になれば飛躍のチャンスも訪れるでしょう。

そして、上記メディアでは今回触れられていませんが、個人的に来季はムサにも大きく期待しています。今季は便利屋的な扱いに終始したものの、もし彼が中盤で明確な役割の下にプレー出来れば大きな成長とパフォーマンスの向上が見込めるはずです。

無論、監督交代によって必ずしも各選手の状況が好転するわけではありませんが、停滞感の漂う今よりも可能性が広がることは十分に予期されます。来季は現リザーブメンバーの誰かが実質的な「補強選手」となることで、チーム力を底上げしてくれると良いですね。

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