ジルー、ロサンゼルスFCへの移籍が決定的に~ミランとのベストな別れのタイミング~

オリヴィエ・ジルー
ここしばらくの間、今シーズン後の去就について騒がれていたオリヴィエ・ジルー。

具体的には「契約延長してミランに残るのか、はたまた契約満了により他クラブへ移籍するのか」という点が問題になっていたところ、どうやら後者が選択されたようです。



ロマーノ氏によれば、ジルーの次の移籍先はアメリカのロサンゼルスFC(LAFC)になりました。
今週初めにLAFCから正式オファーがなされた結果、両者は口頭合意に達したとのこと。契約サインはまだですが、完了が近いそうです。

この選択についてはかねてより「家族の存在」が重要なウェイトを占めていると伝えられていましたが、その他にもフランス代表で長いこと苦楽を共にした友人、ウーゴ・ロリスによる説得があったと報じられています。

「ベストな別れのタイミング」


ジルーの移籍というのはミランにも大きな影響を与えるでしょう。
彼が直近3シーズンにおけるチームのストライカーの柱であったことは間違いなく、そんな彼の退団はチームが必然的に変化せざるを得なくなることを意味します。

この点について、「(戦力的な観点から)ジルーに来季も残って欲しかった」という意見が出るのも尤もですが、見方を変えれば「素晴らしい印象を残したままチームを去る」と見なすことも可能です。『L’Equipe』のジャーナリストであるバレンティン・パウルッツィ氏も以下の通り同様の見解を示しています。

ジルーは間違いなくもう1シーズンはミランでプレーできただろうし、ミランに問題は無かったと思う。なぜなら彼はコンスタントなパフォーマンスを見せており、いくつかの厳しい批判もあったが、激しい競争の中で毎シーズン何か特別なものをもたらしていたからだ。だがジルーにとってレギュラー選手のまま退団することは、4シーズン目のミランで出場機会が半分になり、悪い時期に突入するリスクを冒すよりも良いことだろう。今年の6月はミランで良いシーズンを終え、別れを告げるのに理想的な状況だ――Milannews



ミラン加入以降、ジルーは安定したパフォーマンスを発揮して継続的に結果を残してきたわけですが、一方でその技術的特徴によりチームの組織的・戦術的な選択肢を制限していた側面は否めません。
そんな中、今夏のミランはザークツィーを筆頭とする現代的なストライカーの確保に尽力すると報じられていたところ、もし彼らの獲得が実現した場合、ジルーの立場(出場機会)にも大きな影響を与えたでしょう。

そのためパウルッツィ氏が言及するように、今季終了後というのは別れのタイミングとして理想的だと僕も思います。願わくはその別れがより感動的で印象的なものとなるよう、今シーズン残りのリーグ戦とELにおけるジルーの更なる活躍に期待したいです。

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