ブレッシャニーニの台頭と再販条項の存在について

ブレッシャニーニの台頭


昨年の夏にミランからフロジノーネへと完全移籍したマルコ・ブレッシャニーニ。

振り返ると彼はミラン在籍時代を通し、2019-20シーズンに1回(24分)だけセリエAに出場したものの、それ以降は3季連続でセリエBクラブへとレンタル移籍して武者修行を続ける日々を過ごしました。
そうして迎えた今シーズン、実質的にセリエA初挑戦となったブレッシャニーニでしたが、開幕からプレー機会を得ると次第にレギュラーへと定着。本職は中盤ながら時には左サイド(左SBなど)もこなす柔軟性を示し、ここまで公式戦28試合(内スタメン16試合)に出場して3ゴール・1アシストを記録するなど充実したシーズンを送っているようです。

ちなみに先日のユベントス戦でもブレシャニーニは先発フル出場。チームは終了間際の失点で敗れたものの、個人としては1ゴールをマークする活躍を披露しています。

再販条項の存在


こうしたブレッシャニーニの活躍は、将来的にミランにも財政的メリットをもたらすことになるかもしれません。

というのも、ミランは昨夏のブレッシャニーニの放出に際して「再販条項」を確保しているとのことで、将来ブレッシャニーニがフロジノーネを退団する場合、移籍金の50%を受け取ることができるそうです(『MatteMoretto』)。

『transfermarkt』による、2023年12月時点のブレッシャニーニの推定市場価格はわずか150万ユーロであるものの、現在の調子が続けばシーズン後には大きく価値が上がっているでしょう。なお、彼に対してはユベントスがその獲得に興味を示しているとする報道もあります。

たとえ地味であっても機能的な選手をユベントスは探し求めており、マルコ・ブレッシャニーニはそんな彼らの要求を満たす選手だ――calciomercato



ロカテッリやクリスタンテなど、下部組織出身の選手がライバルクラブで生き生きとプレーする様を見るのは少なからず口惜しく感じるところもありますが、一選手として大成することが出来たのは良いことでしょう。
まして今回のブレッシャニーニの場合はミランにも財政的メリットがあるという事で、いずれは再びビッグクラブへ移籍できるくらいの成長・活躍を見せて欲しいと思います。

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