ミラン、マクサンス・ラクロワを今夏の補強ターゲットに?

今冬にミラン行きの噂が浮上したCBの内、何人かは引き続き次のメルカートでも獲得候補になると見られています。

今回はその中の1人、ヴォルフスブルクに所属するマクサンス・ラクロワについて見ていきましょう。

マクサンス・ラクロワとは何者か


ラクロワは23歳のフランス人CBです。

フランスのFCソショーというクラブでデビューした彼は、2020年に若くしてブンデスリーガのヴォルフスブルクに移籍。加入シーズンからすぐにレギュラーの座を掴むと、それからの4シーズンで既に120試合近くに出場しています。

なお『transfermarkt』によるラクロワの推定市場価値の推移を見ると、ヴォルフスブルクで台頭し、非常に有望なパフォーマンスを見せていた2020-21シーズンの終了直後(20歳)がこれまでのピークで2800万ユーロ。それからの3年間では評価を落としたようで、一時は1700万ユーロまで落ち込むも、最新(2023年12月)の評価は2000万ユーロまで持ち直しています。

プレースタイル・特徴


続いて、ラクロワのプレースタイルや特徴について軽く言及しておきましょう。

ミランがラクロワを気に入っているのは、彼がセリエAに適応するために必要とされるフィジカルとスピードを兼ね備えているからだ――GdS



アグレッシブな守備スタイルを武器に頭角を現したラクロワは、上記の通りアスリート能力に長けているようで、身長も190cmと長身です。
また今シーズンの彼のスタッツを見ると、攻撃に関しては「ロングボール」、守備に関しては「クリア数」において優れた数値を記録しており、これらはラクロワを「ケアーの後釜」と位置付けた際に重要なポイントとなり得るかもしれません。



他方で、パッと見の印象だとチャウに近いのかなぁとも感じます。現在のミランの守備スタイルに合う選手をリストアップしていくとなると、やはり獲得候補の特徴が似てくるのでしょうか。

獲得の実現可能性


最後に、ラクロワ獲得の実現可能性についてです。

ラクロアとヴォルフスブルクの契約は2025年に満了となるため、今夏のメルカートで彼を獲得するコストは高くならないと見られる――GdS



現行契約期間が少ないことを考えると、今シーズン限りでの退団は現実的といえます。また具体的な金額こそ(僕の知る限り)報じられていませんが、先述の推定市場価格を参考にすると、1500万ユーロ程度が1つの目安になるのではないでしょうか。

そう考えると十分に獲得し得る選手といえるものの、他の要補強ポジションとの兼ね合いを考慮すると、CBに一定以上の資金を投じる際には慎重な判断が求められるでしょう。まして現在のミランではガッビアが見事なパフォーマンスを披露しており、CB補強の緊急性が下がり続けていることを考えると尚更です。

仮に補強するとしても、フラムのアダラビオヨやボーンマスのケリーといったフリーエージェント(予定)を確保するという手段もありますし、とにかくストライカー獲得に大金を費やして欲しい僕からすると、わざわざ一定の資金を投じてラクロワを獲りに行く必要性は(差し当たり)低いように感じますね。

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