ミラン、アレッサンドロ・ボンジョルノ獲得は実現するか

現在、ミランのメルカート関連で最もホットになっているのが「アレッサンドロ・ボンジョルノ獲得の噂」ではないでしょうか。

この件は様々なメディアで取り上げられており、多くの情報が飛び交っているため、ここで改めて整理しておきたいと思います。

移籍金


まずはボンジョルノの移籍金についてですが、複数メディアの情報を統合すると、トリノは凡そ「3500~4000万ユーロ」を要求しているとのことです。

率直なところ高いなぁという印象は個人的に拭えませんが、現在ボンジョルノがチームの中心人物になっていること、素晴らしいパフォーマンスを見せていること、シーズン中には出来る限り手放したくない等といった事情を考慮すれば、割高に設定するのも頷けます。

ちなみに1つの参考として、『transfermarkt』が12月20日に更新したボンジョルノの推定市場価格は2200万ユーロです。

交渉に選手を含める?


トリノが要求している(らしい)移籍金をそのまま払うことは、現在のミランにとって全くもって現実的ではありません。
そこで、ミランは移籍金を引き下げるための秘策として「選手を取引に含めようとしている」とのこと。その第一候補はロレンツォ・コロンボです。

現在のミランのオファーは1500万ユーロ+コロンボだ。これはトリノのカイロ会長にとって低過ぎると見られている――Tuttosport



現在コロンボはモンツァにレンタル移籍中であるため、仮にこのオペレーションを今冬に実行するなら彼の早期レンタルバックが不可欠です。最近は調子を落としているとはいえ、果たしてモンツァがそれを受け入れてくれるかは分かりません。

また、今のコロンボの市場価格というのはやや贔屓目に見ても「1000万ユーロ」程度でしょうから、先述したトリノの要求額を踏まえると、移籍金は少なくとも2500万ユーロ前後が必要になるのではないかと思います。トリノが全体の要求額自体を引き下げてくれるなら話は別ですけどね。

他方、『Il Giornale』等によると、この交渉にはコロンボの他にヤン・カルロ・シミッチが含まれる可能性が指摘されています。その場合だと移籍金は更に下がるでしょうが、シミッチのポテンシャルを考えると異論はありそうです。

ボンジョルノの意思


最後に。この件に関するボンジョルノ及び代理人の意向について、報じられた内容を整理しておきましょう。

・ボンジョルノはミラン移籍を望んでいる。バイエルン・ミュンヘンや他のイタリアクラブも興味を示しているが、彼のプライオリティはミランにある――Daniele Longo

・ボンジョルノはミラン移籍に惹かれている。実際、彼は代理人のベッペ・リーゾとミラノで会談し、クラブ間交渉が成立した場合の考えについて話し合ったことが知られている。ミランからの正式オファーはまだないが、彼らはもしもの場合に向けて準備を進めている――Repubblica



トリノ生まれにしてトリノファンでもある彼はクラブへの忠誠心が強そうで、実際に今夏にはアタランタへの移籍を断っていたと伝えられています。一方、ミラニスタとしては嬉しいことに此度のミラン移籍の話は満更でもないとのことで、選手との合意はさほど問題にはならないのかもしれませんね。

正直、先述したトリノとのクラブ間合意はかなり難しいため実現の可能性は低いと思いますが…。続報に注目したいところです。

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