2024年、ヤシン・アドリに懸かる期待

ヤシン・アドリ
先日のコッパイタリア・カリアリ戦では、普段あまり出番のない選手の多くが先発のチャンスを得ました。
その中の1人であるアドリはフル出場を果たし、チームの勝利に貢献。『Milannews』では以下の通りポジティブな評価が下されています。

カリアリ戦でのアドリのパフォーマンスには十分なものがあった。(守備では)ボールを上手く回収しつつ、(攻撃では)チームを押し上げる。そして前線のヨビッチを見つけて多くのパスを供給した。クルニッチの放出が決定的になった今、アドリの起用は今後のチームに役立つ可能性がある――Milannews



対戦相手が相性抜群にして不調のカリアリ、それも控えメンバー中心だった点は留意すべきでしょうが、それでも今後に向けての良いアピールにはなったと思います。
ただ、個人的にはやはりどうしても「アドリはもっと攻撃的な位置・役割で起用して欲しいなぁ」という気持ちが拭えません。
確かに現状の起用法でも、ある程度の対戦相手や試合展開であれば通用するでしょうし、実際に件のカリアリ戦では持ち味も発揮できていたと思います。

一方、今のまま主力として計算できるかというと怪しく感じてしまうところで、具体的にはパスの判断スピードや守備強度が現在のミランの主力ボランチに求められる(求めたい)水準には達していないように見受けられます。そのため、対戦相手のレベルや試合展開によっては自陣ゴール付近での危険なパスミスや守備対応が目についてしまう、と。

要するに、今のままだと起用されるタイミングはかなり限定されそうだなぁという事で、アドリに主力としての成長・活躍に期待したい一個人の観点からですとどうにも今の起用法は納得し難いですね。
まぁ昨季の冷遇っぷりを考えると贅沢は言えませんし、取りあえずは中盤の選手として攻守のバランス感覚を集中的に鍛えるというのもアリかもしれません。それで一皮剥ければ万々歳ですし、そうでもなくとも今後の成長の糧にはなるはずです。

もしもこの1月に中盤の補強がなされない場合、クルニッチの放出とベナセルの一時離脱を補う上でアドリは重要な存在になり得ますし、ここでチャンスをモノにできればチーム内の地位を大きく高めることも可能でしょう。好きな選手なだけに、是非とも頑張ってもらいたいですね。

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