ミラン、タレミ獲得交渉の背景と今後の可能性について

今夏のタレミ獲得交渉の顛末


今夏のメルカートにて、ミランの有力な獲得候補として報じられていた選手の1人にメフディ・タレミがいました。

ミラン、メフディ・タレミをトップターゲットに?

ミラン、メフディ・タレミをトップターゲットに?

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所属先のポルトで多才なプレーからスコアポイント(ゴール・アシスト)を量産する彼は、ミランのウィークポイントであるストライカーポジションを務め得る存在として一躍注目の的に。その獲得の噂についてはメルカート終盤まで報じられたものの、結局のところ獲得が成就することはありませんでした。

そしてこの点について先日、ポルトの会長であるピント・ダ・コスタ氏が回答。ミランからのオファー内容がどのようなものだったかを明かしています。

タレミに対してミランはバカげたオファーしか出さず、話し合いの必要すら無かったよ。彼らのオファーはいずれも契約解除条項の値に近づくものではなかった――Mediaset



当初(今夏のメルカート終盤)の報道だと、ポルトはタレミの放出に際し2500~3000万ユーロの移籍金を望んでいるのに対し、ミランは1000~1500万ユーロでの獲得を目指すといった話がありました。もしこれが事実だったとすると、確かにミランのオファーが一蹴されていても不思議ではありませんね。

タレミ獲得の可能性は残っている?


しかしながら、タレミとポルトの現行契約期間は来年6月までという事で、このままだと今シーズン限りでの退団は免れません。

そこで浮上するのが、「今後ミランがタレミ再獲得に挑戦するかどうか」という話です。この点、『calciomercato』は以下のように報じています。

タレミはポルトとの契約を更新しておらず、今後数週間以内に更新する可能性も低い。31歳の彼はより競争力のあるリーグでプレーしたいと考えており、特にイタリアからオファーを受けている。インテルは今夏の調査を経て、再び代理人との接触を開始。来夏のフリーでの獲得を目指している。
一方のミランは、現時点ではタレミの獲得競争からは外れている。おそらく、今夏の交渉が気に入らなかったからだ
――calciomercato



現時点では再交渉の可能性は低いという事で、他のターゲットを優先すると見られています。
インテルの関心度合いにもよりますが、もし彼らがタレミ獲得に本腰を入れるなら、獲得競争を制するのは至難です。今夏のテュラム交渉のような状況が繰り返される可能性が十分に考えられますし、競争は避けた方が無難でしょう。

一方、仮にミランが本気でタレミを狙うなら、今冬がポイントになりそうです。
というのもタレミとポルトの現行契約期間が残り6カ月という事で、このままですとポルトが放出による現金化を図るとしたら今冬しかありません。「バカげたオファー」とやらも前回の夏メルカートと今度の冬メルカートとでは持つ価値が変わってきますし、会長の態度が大きく軟化する可能性は考えられますね。
無論、これはインテルが冬に参戦してこないこととミランの関心が依然として高いことの2つを前提とした話であり、現実味はあまり感じません。それよりも他のストライカーをちゃんと補強してくれることに期待した方が良さそうです。

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