クルニッチに移籍の噂が再浮上~難航する契約延長交渉~
今夏のメルカートにおけるミラン関連の話題として、クルニッチがフェネルバフチェに移籍するのではないかというものがありました。

当時の報道によるとフェネルバフチェはクルニッチを本気で狙っており、選手自身も移籍に前向きな姿勢を示していたようですが、肝心のクラブ間交渉が難航。移籍金の折り合いが付かず、残留という結果に落ち着きましたね。
しかし、どうやらフェネルバフチェはクルニッチを諦めてはいないようで、今冬のメルカートにて再びアタックする予定だと報じられています。
また、同メディアはクルニッチの1月退団を支持する根拠として「ミランとクルニッチ間の契約延長交渉の難航」を挙げています。
現行契約が2025年6月までとなっているクルニッチについて、ミランはかねてから昇給を兼ねた契約延長を行うだろうと報じられていましたが、現在両者の交渉は行き詰まっているとのこと。なお、この点についてはイタリアメディアも言及しています。
過去4シーズンで示し続けたクルニッチの献身性・継続性は高く評価されるべきだと思いますし、その間の年俸が加入時(110万ユーロ)のままで低かったことを考慮すると、彼が新年俸に300万ユーロを要求したとしても過剰だとは個人的に感じません。
とはいえ、クラブ側の論理に則れば難色を示すのも分かります。年齢的にもピークを迎えているクルニッチに年俸300万ユーロ(+複数年契約)というのは、特に今のミランにとってはリスクが大きいのでしょう。彼の場合は成長令(減税制度)の恩恵もありませんしね。
また戦力的な観点に目を移すと、「長期離脱中のベナセルの状態」というのもクルニッチの去就に影響しそうです。
というのも、現在ベナセルは部分的にチームトレーニングにも参加できるようになったようで、一部報道だと12月中旬ごろの復帰が期待されています。クルニッチとベナセルとでは強みが異なるとはいえ、ベナセルが本格復帰すればポジション的にクルニッチの出場機会が減少する可能性は十分に考えられるでしょう。
個人的にはクルニッチに残留して欲しいものの、クラブ・選手双方にとって退団という選択肢がこれまで以上に有力になってきたのは確かかなと思います。

クルニッチに関する衝撃的なニュース~フェネルバフチェ移籍の可能性について~
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当時の報道によるとフェネルバフチェはクルニッチを本気で狙っており、選手自身も移籍に前向きな姿勢を示していたようですが、肝心のクラブ間交渉が難航。移籍金の折り合いが付かず、残留という結果に落ち着きましたね。
しかし、どうやらフェネルバフチェはクルニッチを諦めてはいないようで、今冬のメルカートにて再びアタックする予定だと報じられています。
フェネルバフチェは依然としてクルニッチに強い関心を持っており、1月には彼との契約が成立すると考えている――Sporx(※トルコメディア)
契約延長交渉の難航
また、同メディアはクルニッチの1月退団を支持する根拠として「ミランとクルニッチ間の契約延長交渉の難航」を挙げています。
現行契約が2025年6月までとなっているクルニッチについて、ミランはかねてから昇給を兼ねた契約延長を行うだろうと報じられていましたが、現在両者の交渉は行き詰まっているとのこと。なお、この点についてはイタリアメディアも言及しています。
ミランはクルニッチと契約延長交渉を行っているものの、まだ合意には至っていない。クラブには年俸200万ユーロ+ボーナス50万ユーロをオファーする用意があるが、選手側は更新後の年俸として300万ユーロを要求している。しかし30歳という年齢を考えると、ミランフロントはこの要求を高すぎると考えている。――calciomercato
過去4シーズンで示し続けたクルニッチの献身性・継続性は高く評価されるべきだと思いますし、その間の年俸が加入時(110万ユーロ)のままで低かったことを考慮すると、彼が新年俸に300万ユーロを要求したとしても過剰だとは個人的に感じません。
とはいえ、クラブ側の論理に則れば難色を示すのも分かります。年齢的にもピークを迎えているクルニッチに年俸300万ユーロ(+複数年契約)というのは、特に今のミランにとってはリスクが大きいのでしょう。彼の場合は成長令(減税制度)の恩恵もありませんしね。
また戦力的な観点に目を移すと、「長期離脱中のベナセルの状態」というのもクルニッチの去就に影響しそうです。
というのも、現在ベナセルは部分的にチームトレーニングにも参加できるようになったようで、一部報道だと12月中旬ごろの復帰が期待されています。クルニッチとベナセルとでは強みが異なるとはいえ、ベナセルが本格復帰すればポジション的にクルニッチの出場機会が減少する可能性は十分に考えられるでしょう。
個人的にはクルニッチに残留して欲しいものの、クラブ・選手双方にとって退団という選択肢がこれまで以上に有力になってきたのは確かかなと思います。