ブラヒム・ディアス、ミラン愛を語る

今季ここまでのブラヒムは、チームの公式戦16試合中12試合に出場しています。しかしながらその多くは後半終盤からの途中出場であり、先発出場はわずか2回。プレー時間にして192分です。
先発した2試合ではいずれもゴールを決めているものの、ブラヒムのポジションには尋常なき才能を持ったカンピオーネであるベリンガムが君臨しており、彼とのポジション争いは困難を極めています。

そのような状況のため、スペインメディア『El Nacional』はブラヒム退団の可能性を指摘。同ソースによると、アストン・ビラやアーセナルといったプレミアクラブが興味を示している一方、ブラヒム個人はもしチャンスがあるならミラン復帰を優先するとのことです。
ここで先のブラヒムの発言を振り返ると、確かに彼が今でもミランのことを相当に想っていることが窺えます。またミランにはテオを筆頭に仲の良い選手がいますし、彼のことを重用していたピオリ監督も健在です。
ただし、ミランの現在のチーム事情を考慮すれば、今後ブラヒムの再獲得に動く必要性については疑問が生じます。実際のところ、復帰の可能性は低いと考えられますね。

何はともあれ、ブラヒムのようにミランを良く語ってくれる選手はシンプルに応援したくなりますし、心情的に嬉しいです。現在は難しい立場に身を置いていますが、何とか良い方向に進むと良いですね。