メニャン、代表での活躍と気になる契約延長の噂

マイク・メニャン

代表での活躍


現在行われているユーロ2024予選のグループBにて、首位を快走しているフランス代表。

彼らはここまでの5試合に全勝しており、ライバルチームの1つであるオランダ代表にも4-0と完勝しています。

そんなフランス代表の守護神として君臨しているのがメニャンです。

彼は先述の5試合中4試合でゴールマウスを守り、いずれも無失点を記録。
その活躍ぶりはデータにも表れており、ここまでのメニャンは同大会の「10セーブ以上を記録したGKのセーブ率」というランキングにて、見事1位タイとなる「100%」をマークしています。



負傷によりワールドカップ出場を逃すという昨年の悔しい経験を経て、代表での地位を確かなものにしたようです。

気になる契約延長についての噂


さて。メニャンが国際的な評価を高めていくことは喜ばしい一方で、ミランとしては「他クラブによるメニャンへの関心」に対抗していく必要性が生じます。

この点、ミランとメニャンの現行契約は2026年までとなっており、まだまだ時間的猶予こそ残されていますが、今なお加入時のままとなっている年俸(280万ユーロ)については調整が必須でしょう。ここ2年間のメニャンの功績を考えると倍近くの昇給は妥当だと思いますし、それにより契約年数を延ばし、他クラブからの接触にも対抗していきたいところです。

しかしながら、この交渉は一筋縄ではいかないかもしれません。

ミランはメニャンとの早期契約延長を望んでいるが、選手側代理人の最初の要求は年俸800~1000万ユーロだった。これは世界最高のGKの収入に匹敵するものであり、チーム内で断トツの稼ぎ頭になることを意味する。
メニャンは今やチームの中心であり、それゆえ年俸の要求は常に大きなものになる可能性があった。それに加え、彼には勝利への欲求がある。競争力の高いチームでプレーし、トロフィーを手にしたいからだ
――GdS



いかにメニャンといえど、手取り年俸800〜1000万ユーロというのは(少なくとも現在のミラン基準でいうと)高すぎるでしょう。現手取り最高年俸のレオンが500万ユーロ(※来季から650万ユーロらしい)ですしね。
この報道が事実とすると、これからクラブ側とメニャン側の代理人とで交渉を重ねて折り合いを付けていく流れになるはずで、合意するにも然るべき時間が求められそうです。

個人的には固定給「500〜550万ユーロ」に、ボーナス「100~200万ユーロ」位が落とし所として妥当かなと漠然と考えているのですが…。今後の動向を気長に見て行きたいと思います。

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