【セリエA】カリアリ対ミラン【第4節】
〇スタメン
カリアリ(4-3-1-2)
ミラン(4-3-3)
カリアリ(4-3-1-2)
Il nostro XI titolare 📋
— Cagliari Calcio (@CagliariCalcio) 2018年9月16日
⚽️ #CagliariMilan
🔴🔵 #forzaCasteddu pic.twitter.com/UxuRS8NrX8
ミラン(4-3-3)
1⃣1⃣ Our starting line-up in tonight's game vs @CagliariCalcio
— AC Milan (@acmilan) 2018年9月16日
La formazione scelta da Mister Gattuso per #CagliariMilan 1⃣1⃣#ANewMilan pic.twitter.com/HpD68jDODW
前半
〇カリアリの猛攻とミランの弱点
序盤は一方的にカリアリペース。
ミラン対策としてお馴染み?となりつつある前線からのハイプレスでミランのビルドアップを封じました。

上図は開始1分、ミランのGKからムサッキオにパスが渡ったシーンです。
2トップのファリアスとパボレッティが両CB、トップ下のペドロがビリア、両インサイドハーフのバレッラとカストロが両SBをそれぞれマークすることでショートのパスコースを完全に封鎖します。
こういった守備戦術に対しミランは無理に繋ごうとして奪われるか、もしくは精度の低いロングパスを放り込むしかほぼできていませんでしたね…。
そうこうしている内にカウンターからペドロに決められ早くもカリアリが先制点を挙げました。
その後も勢いそのままにカリアリが攻め立てます。
ショートカウンター以外のカリアリの攻め手というと、DFライン裏への素早い縦パスでした。
特にアンカーのブラダリッチは両チームのシステムの噛み合わせ上フリーになりやすく、彼から攻撃陣へ何本も良いパスが供給されていましたね(前半途中からはケシエないしボナベンが彼へのパスコースを厳しく管理し出したことで消える時間も増えましたが)。
〇ミランの攻撃
前半も中盤以降になるとカリアリはペースを落とし、徐々にミランがボールを持ってカリアリ陣内へと侵入する機会が増えていきます。
ミランの攻撃パターンといえばウィング、インサイドハーフ、サイドバックでトライアングルを形成してパスを回し、機を見たサイドチェンジで相手に揺さぶりをかけてそこからフィニッシュに繋げていくというもの。
しかしこの試合では、その攻撃の中核を担う両ウィングであるスソとチャルハノールが揃って不調。特にチャルは普通のパスすらおぼつかない状態でしたね…。
ボナヴェントゥーラが決定機を迎えるも決めきれず、カリアリリードで前半を終えました。
後半
前半終盤の流れに引き続き、ミランがボールポゼッション。カリアリは先制していることもありやや引き気味でした。
すると55分、イグアインが待望のミラン移籍後の公式戦初ゴールを挙げ、ミランが同点に追いつきました。
この試合ではほとんど彼にボールが渡らない厳しい展開の中、こういうワンチャンスを決めきるところは本当にさすがです。
超一流のストライカーですね。
試合展開については70分頃にカリアリが5バックに変更。DFラインもかなり下げ始め、引き分け上等といった態度が見られました。
対するミランは勝利を得るべく、バカヨコ、カスティジェホ、ラクサールを投入して攻勢を強めます。
が、しかし、完全な守備態勢に入ったカリアリ守備陣を崩し切ることができず試合終了。結果は1-1のドローに終わりました。
まとめ
終わってみれば勝てた試合にも感じますが、前半序盤のカリアリの猛攻の時点でもう1、2失点していてもおかしくありませんでしたし、内容的には妥当な結果だったように思います。
代表ウィーク明けということで、主力の多くに疲労の色が見られましたね…。
選手たちにはまずはしっかり休んでもらい、これからしばらく続く過密日程に臨んで欲しいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
〇カリアリの猛攻とミランの弱点
序盤は一方的にカリアリペース。
ミラン対策としてお馴染み?となりつつある前線からのハイプレスでミランのビルドアップを封じました。

上図は開始1分、ミランのGKからムサッキオにパスが渡ったシーンです。
2トップのファリアスとパボレッティが両CB、トップ下のペドロがビリア、両インサイドハーフのバレッラとカストロが両SBをそれぞれマークすることでショートのパスコースを完全に封鎖します。
こういった守備戦術に対しミランは無理に繋ごうとして奪われるか、もしくは精度の低いロングパスを放り込むしかほぼできていませんでしたね…。
そうこうしている内にカウンターからペドロに決められ早くもカリアリが先制点を挙げました。
その後も勢いそのままにカリアリが攻め立てます。
ショートカウンター以外のカリアリの攻め手というと、DFライン裏への素早い縦パスでした。
特にアンカーのブラダリッチは両チームのシステムの噛み合わせ上フリーになりやすく、彼から攻撃陣へ何本も良いパスが供給されていましたね(前半途中からはケシエないしボナベンが彼へのパスコースを厳しく管理し出したことで消える時間も増えましたが)。
〇ミランの攻撃
前半も中盤以降になるとカリアリはペースを落とし、徐々にミランがボールを持ってカリアリ陣内へと侵入する機会が増えていきます。
ミランの攻撃パターンといえばウィング、インサイドハーフ、サイドバックでトライアングルを形成してパスを回し、機を見たサイドチェンジで相手に揺さぶりをかけてそこからフィニッシュに繋げていくというもの。
しかしこの試合では、その攻撃の中核を担う両ウィングであるスソとチャルハノールが揃って不調。特にチャルは普通のパスすらおぼつかない状態でしたね…。
ボナヴェントゥーラが決定機を迎えるも決めきれず、カリアリリードで前半を終えました。
後半
前半終盤の流れに引き続き、ミランがボールポゼッション。カリアリは先制していることもありやや引き気味でした。
すると55分、イグアインが待望のミラン移籍後の公式戦初ゴールを挙げ、ミランが同点に追いつきました。
Gonzalo Higuain scores his first goal as an AC Milan player! The 1-1 against Cagliari 🔴⚫pic.twitter.com/m0X7FbBO5m
— 🇳🇬 ⚽ Football Fanzone (@MyFFZone) 2018年9月16日
この試合ではほとんど彼にボールが渡らない厳しい展開の中、こういうワンチャンスを決めきるところは本当にさすがです。
超一流のストライカーですね。
試合展開については70分頃にカリアリが5バックに変更。DFラインもかなり下げ始め、引き分け上等といった態度が見られました。
対するミランは勝利を得るべく、バカヨコ、カスティジェホ、ラクサールを投入して攻勢を強めます。
が、しかし、完全な守備態勢に入ったカリアリ守備陣を崩し切ることができず試合終了。結果は1-1のドローに終わりました。
まとめ
終わってみれば勝てた試合にも感じますが、前半序盤のカリアリの猛攻の時点でもう1、2失点していてもおかしくありませんでしたし、内容的には妥当な結果だったように思います。
代表ウィーク明けということで、主力の多くに疲労の色が見られましたね…。
選手たちにはまずはしっかり休んでもらい、これからしばらく続く過密日程に臨んで欲しいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。