【22-23】ユベントス戦プレビュー~シーズンダブルの可能性、CL権獲得なるか~
今回は、日本時間で明日の3時45分に行われるユベントス戦のプレビューです。
○予想スタメン
システム;4-2-3-1
GK;メニャン
DF;カラブリア、ティアウ、トモリ、テオ
MF;トナーリ、クルニッチ
MF;メシアス、ブラヒム、レオン
FW;ジルー
○予想スタメン
システム;4-2-3-1
GK;メニャン
DF;カラブリア、ティアウ、トモリ、テオ
MF;トナーリ、クルニッチ
MF;メシアス、ブラヒム、レオン
FW;ジルー
メンバーについて特筆すべき点はありません。
強いて言えば、前節低パフォーマンスを見せたテオのコンディションが不安ではありますが、他に選択肢があるわけではないため引き続き頑張ってもらうしかないですね。
○ユベントスの直近公式戦成績
様々な事情により極めて複雑なシーズンを送っているユベントス。
シーズン序盤はスタートダッシュに失敗したものの、10節のトリノダービーに勝利して以降は破竹のリーグ8連勝を記録。順位を3位にまで上げました。
ところが、1月には不正会計問題による処分(勝ち点剥奪)を受けて10位に転落。それでも2月以降は(4月以外)ハイペースで勝ち点を積み重ね、更に4月末には一時的に処分が取り消されたことで再び3位に浮上します。
しかし、5月に入って改めて勝ち点剥奪のペナルティを受け7位に転落。しかも処分の発表時期がエンポリ戦の直前だったという事で、メンタルに大きなダメージを食らったチームはそのままエンポリに大敗。
最終的に4位ミランとの勝ち点差は「5」となり、この一戦を迎えます。
○注目データ
まずは両チームの対戦成績についてです。
2010年代はユーベにボコられ続けたミランですが、近年はユーベに対しても好成績をキープしています。20-21シーズン前半戦で敗れたのを最後に、リーグでの直近4試合は2勝2分で負けなしです。
なお、今シーズン前半戦は2-0でミランが勝利しました。そしてこの試合でも勝利した場合、1990-91シーズン、2009-10シーズンに続き、過去50年間で3度目となるシーズンダブル達成になるそうです。是非とも実現してもらいたいものですね。
しかし、そのためにはユーベの本拠地を攻略する必要があります。
この点、今シーズンのユーベはホームゲームで42ポイントを獲得しており、これはナポリと並んで最多の数字だそうです。
対するミランは公式戦過去9試合のアウェーゲームにおいて1勝4分4敗。明らかに苦戦していますが、この試合でアウェー戦の苦手意識を払拭できるでしょうか。
○CL権争いの状況
最後に。現在のCL権(4位)争いの状況について確認しておきたいと思います。

――セリエA第37節、2日目終了時点の上位
今節は既にローマとアタランタの試合が行われており、結果は両チームともに敗戦。これによりミランが彼らに抜かれる心配はなくなり、5位以上が確定しています。そのため、残るライバルは奇しくも今回対戦するユベントスのみです。
また、この状況はユベントスにとっても追い風になったでしょう。
前節終了時点ではミラン、アタランタ、ローマに後れを取っており、今節ミランとの直接対決を制したとしてもアタランタ、ローマが勝利していれば4位入りは極めて難しい状況にありました。
しかし、上記の結果を受けてユーベもミランのみをターゲットに絞れる可能性が生じており、ここから2連勝を達成すれば最終節のミランの結果次第で大逆転4位(最低でも5位)のチャンスがあります。
UEFAからの処分(欧州カップ戦出場停止)もあり得る現状ですと彼らのモチベーションに疑問の余地はありますが、少なくとも前節(エンポリ戦)に比べてメンタル面が上向く要素は増えているだけに怖い存在ですね。
ミランとしてはこの試合、「引き分け」でも来季CL権が確定する好条件ではありますが、あくまでも勝利を目指す積極的な姿勢で臨むべきでしょう。
その結果がドローであっても全然問題ないので、とにかくこの余裕のある状況が油断に繋がることなく、ミランのパフォーマンスにもプラスに働くことを願います。
強いて言えば、前節低パフォーマンスを見せたテオのコンディションが不安ではありますが、他に選択肢があるわけではないため引き続き頑張ってもらうしかないですね。
○ユベントスの直近公式戦成績
34節:アタランタ 0-2○
UEL:セビージャ 1-1△
35節:クレモネーゼ 2-0○
UEL:セビージャ 2-1●
36節:エンポリ 4-1●
5戦 2勝1分2敗 7得点7失点
様々な事情により極めて複雑なシーズンを送っているユベントス。
シーズン序盤はスタートダッシュに失敗したものの、10節のトリノダービーに勝利して以降は破竹のリーグ8連勝を記録。順位を3位にまで上げました。
ところが、1月には不正会計問題による処分(勝ち点剥奪)を受けて10位に転落。それでも2月以降は(4月以外)ハイペースで勝ち点を積み重ね、更に4月末には一時的に処分が取り消されたことで再び3位に浮上します。
しかし、5月に入って改めて勝ち点剥奪のペナルティを受け7位に転落。しかも処分の発表時期がエンポリ戦の直前だったという事で、メンタルに大きなダメージを食らったチームはそのままエンポリに大敗。
最終的に4位ミランとの勝ち点差は「5」となり、この一戦を迎えます。
○注目データ
まずは両チームの対戦成績についてです。
2010年代はユーベにボコられ続けたミランですが、近年はユーベに対しても好成績をキープしています。20-21シーズン前半戦で敗れたのを最後に、リーグでの直近4試合は2勝2分で負けなしです。
なお、今シーズン前半戦は2-0でミランが勝利しました。そしてこの試合でも勝利した場合、1990-91シーズン、2009-10シーズンに続き、過去50年間で3度目となるシーズンダブル達成になるそうです。是非とも実現してもらいたいものですね。
しかし、そのためにはユーベの本拠地を攻略する必要があります。
この点、今シーズンのユーベはホームゲームで42ポイントを獲得しており、これはナポリと並んで最多の数字だそうです。
対するミランは公式戦過去9試合のアウェーゲームにおいて1勝4分4敗。明らかに苦戦していますが、この試合でアウェー戦の苦手意識を払拭できるでしょうか。
○CL権争いの状況
最後に。現在のCL権(4位)争いの状況について確認しておきたいと思います。

――セリエA第37節、2日目終了時点の上位
今節は既にローマとアタランタの試合が行われており、結果は両チームともに敗戦。これによりミランが彼らに抜かれる心配はなくなり、5位以上が確定しています。そのため、残るライバルは奇しくも今回対戦するユベントスのみです。
また、この状況はユベントスにとっても追い風になったでしょう。
前節終了時点ではミラン、アタランタ、ローマに後れを取っており、今節ミランとの直接対決を制したとしてもアタランタ、ローマが勝利していれば4位入りは極めて難しい状況にありました。
しかし、上記の結果を受けてユーベもミランのみをターゲットに絞れる可能性が生じており、ここから2連勝を達成すれば最終節のミランの結果次第で大逆転4位(最低でも5位)のチャンスがあります。
UEFAからの処分(欧州カップ戦出場停止)もあり得る現状ですと彼らのモチベーションに疑問の余地はありますが、少なくとも前節(エンポリ戦)に比べてメンタル面が上向く要素は増えているだけに怖い存在ですね。
ミランとしてはこの試合、「引き分け」でも来季CL権が確定する好条件ではありますが、あくまでも勝利を目指す積極的な姿勢で臨むべきでしょう。
その結果がドローであっても全然問題ないので、とにかくこの余裕のある状況が油断に繋がることなく、ミランのパフォーマンスにもプラスに働くことを願います。