アセンシオの去就とミランへの影響【ショートニュース】
アセンシオの去就
マルコ・アセンシオはレアルマドリーから掲示されている契約更新のオファーを拒否する決断を下し、今後数週間の内に新しいクラブと契約することになるだろう。選手側とクラブ側は12月から契約延長のために話し合いを続けてきたが、最終的に選手は新天地に移る選択をした。
退団理由は、厳密にはスポーツ的なものである。他クラブの自由交渉が可能になった1月以降もアセンシオの第一希望はマドリー残留にあり、アセンシオのことを重要だと語ったアンチェロッティの言葉がピッチに反映されるかどうかを確かめようとした。しかし、実際はCL決勝トーナメント以降の6試合やコパデルレイ準決勝・決勝の全てでベンチスタートであり、大一番での彼の重要度は低かったのだ。
ここ数カ月、アセンシオにはイタリアやイングランドの複数のビッグクラブがアプローチを試みている。また、移籍金をかけてでも1月に彼を獲得したかったPSGもいる。今後数週間の内にアセンシオは全てのオファーを真剣に評価し、どのクラブと契約するか決めるだろう――Relevo
今季ここまでのアセンシオは全公式戦で50試合に出場していますが、その内スタメン機会を得たのは18試合に止まっています。また、上記の報道の通りタイトルの懸かった試合やCLを始めとする重要度の高い試合のほとんどでベンチスタートを余儀なくされました。
しかし、そんな中でもアセンシオはリーグ、CL、国内カップの主要コンペティションで計12ゴール・8アシストを記録。例年よりも優れた成績を残しているようです。
そこで最近のマドリー側はアセンシオとの契約延長にかなり前向きだったそうですが、先の事情(重要な試合で起用してもらえないこと)により退団を決意したと報じられています。
ところで此度のアセンシオの一件は、ミランにも深く関わってくる可能性があるそうです。
ミランのアセンシオに対する興味ついては以前から報じられていましたが、フリーでの移籍が決定的になった今、彼らの動向が再び注目されています。
アセンシオの現年俸は400~500万ユーロ程度とされ、昨夏の報道だと700万ユーロ程度への昇給を望んでいるとのことでしたので、これらが事実であれば獲得の現実味は薄いでしょう。また代理人へのコミッション料も懸念材料です。
しかし、アセンシオがもし年俸よりも移籍先の環境(出場機会など)を重要視するのであれば、ミランにもチャンスはあるのかなと思います。
一方、アセンシオの退団がブラヒムの去就に影響を与える可能性も指摘されています。
ミランはブラヒムの買取を強く希望しているようですが、あくまで主導権は保有元のマドリーにあります。
ミランがマドリー側の言い値(一部報道では3000万ユーロという驚愕の値段)に従わない場合、ブラヒムのレンタルバックに繋がる可能性が増した印象を受けますね。
しかし、そんな中でもアセンシオはリーグ、CL、国内カップの主要コンペティションで計12ゴール・8アシストを記録。例年よりも優れた成績を残しているようです。
そこで最近のマドリー側はアセンシオとの契約延長にかなり前向きだったそうですが、先の事情(重要な試合で起用してもらえないこと)により退団を決意したと報じられています。
ミランへの影響
ところで此度のアセンシオの一件は、ミランにも深く関わってくる可能性があるそうです。
今夏にフリーエージェントとなる選手たちに関心を寄せるミランだが、その中でもマルコ・アセンシオには特別の注意を払っている。代理人であるジョルジュ・メンデスとの頻繁な話し合いにおいてアセンシオの名前が浮上した――calciomercato
ミランのアセンシオに対する興味ついては以前から報じられていましたが、フリーでの移籍が決定的になった今、彼らの動向が再び注目されています。
アセンシオの現年俸は400~500万ユーロ程度とされ、昨夏の報道だと700万ユーロ程度への昇給を望んでいるとのことでしたので、これらが事実であれば獲得の現実味は薄いでしょう。また代理人へのコミッション料も懸念材料です。
しかし、アセンシオがもし年俸よりも移籍先の環境(出場機会など)を重要視するのであれば、ミランにもチャンスはあるのかなと思います。
一方、アセンシオの退団がブラヒムの去就に影響を与える可能性も指摘されています。
現時点ではハッキリしていないが、退団するアセンシオの後釜候補としてはブラヒム・ディアスが有力な選択肢となり得る――Relevo
ミランはブラヒムの買取を強く希望しているようですが、あくまで主導権は保有元のマドリーにあります。
ミランがマドリー側の言い値(一部報道では3000万ユーロという驚愕の値段)に従わない場合、ブラヒムのレンタルバックに繋がる可能性が増した印象を受けますね。