コスタクルタ氏、今季のミランの問題点について語る
ミランのレジェンドDFであるアレッサンドロ・コスタクルタ氏が『GdS』のインタビューに答え、主に今季の成績と問題点・改善点について語っています。
昨季と比較して多くの選手のパフォーマンスが期待を下回った今シーズン。中でもコスタクルタは今季のミランが抱えた主要な問題点として「控え選手のパフォーマンス」を挙げています。
監督の拙い起用法が控え組のモチベーションやパフォーマンスにネガティブな影響をもたらした点がメディア等で軽視されがちなのは個人的に凄く気になりますが…原因はともかくとして、控え組の低パフォーマンスがCLとリーグの両立を困難にしたのは紛れもない事実でしょうね。
攻撃組織に比べれば相対的に安定している今のミランの守備組織ですが、かつて長きに渡りミランの最終ラインを支えた名DFからすれば選手個々のパフォーマンスに納得がいかないのも尤もです。特にトモリに対しては失望の色が隠せていません。
今季のトモリにはケアーに代わるDFリーダーとしての役割が強く期待されており、それ故に個人のプレーはもちろんのこと、DFラインを統率するリーダーシップを発揮することが求められました。
しかし、実際のところ今季のトモリがその期待に十分に応えることは少なく、DFの一員としてもリーダーとしても不安定なプレーが断続しています。

ちなみにオファーについてですが、現在トモリにはプレミア方面からの関心が噂されており、おそらく先のコスタクルタへの質問もそうした事情を踏まえてのものではないかと推察されます。
現チームの主力であるトモリを簡単に手放すことはないでしょうが、もしもビッグオファーが届いたら…。一考の余地はありそうですね。
控え選手のパフォーマンス
来季を見据えてすべきことは、まず自分たちのレベルに達していない選手たちと話すことだ。標準以下のプレーをした者がいるため、その理由を理解する必要がある。例えばデ・ケテラーレは別の環境では本当に良くやってきたし、私から見ても良い選手だ。(ミランでは)プレーを怖がっているように見えるが、私は彼に成長の余地があると思っている
昨季と比較して多くの選手のパフォーマンスが期待を下回った今シーズン。中でもコスタクルタは今季のミランが抱えた主要な問題点として「控え選手のパフォーマンス」を挙げています。
監督の拙い起用法が控え組のモチベーションやパフォーマンスにネガティブな影響をもたらした点がメディア等で軽視されがちなのは個人的に凄く気になりますが…原因はともかくとして、控え組の低パフォーマンスがCLとリーグの両立を困難にしたのは紛れもない事実でしょうね。
レギュラーCBコンビへの苦言
控え選手たちの他にも、トモリとカルルのCBコンビにがっかりしたのも確かだ。昨季の彼らはチームがスクデットを獲得できた真の秘密であり、中でもカルルの成長は、彼のことを知らなかった私に大きな感動を与えたものだ。しかしながらここ数カ月は多くのミスを犯している。大変な驚きだよ。
急成長を見せた選手がいきなりスタメンに定着するようになると、難しいシーズンを過ごすことも起こり得る。だがトモリに関しては、私の考えではもう多くのミスはしないだろうと、成熟を迎えたものだと思っていた。
もし彼ら2人にオファーが届いたらどちらを売却するかって?トモリかな。彼の方がオファー金額も高いだろうからね
攻撃組織に比べれば相対的に安定している今のミランの守備組織ですが、かつて長きに渡りミランの最終ラインを支えた名DFからすれば選手個々のパフォーマンスに納得がいかないのも尤もです。特にトモリに対しては失望の色が隠せていません。
今季のトモリにはケアーに代わるDFリーダーとしての役割が強く期待されており、それ故に個人のプレーはもちろんのこと、DFラインを統率するリーダーシップを発揮することが求められました。
しかし、実際のところ今季のトモリがその期待に十分に応えることは少なく、DFの一員としてもリーダーとしても不安定なプレーが断続しています。

失点を生んだ最終ラインの連携・集中力不足について~サレルニターナ戦~
※関連記事
ちなみにオファーについてですが、現在トモリにはプレミア方面からの関心が噂されており、おそらく先のコスタクルタへの質問もそうした事情を踏まえてのものではないかと推察されます。
現チームの主力であるトモリを簡単に手放すことはないでしょうが、もしもビッグオファーが届いたら…。一考の余地はありそうですね。