【22-23】サンプドリア戦プレビュー~言い訳無用の試合、両チームのネガティブデータ~

今回は、日本時間で明日の3時45分に行われるサンプドリア戦のプレビューです。

予想スタメン

システム;4-2-3-1

GK;メニャン

DF;カラブリア、ケアー、ティアウ、テオ

MF;トナーリ、クルニッチ

MF;サレマ、ブラヒム、レオン

FW;ジルー
予想メンバー自体に特筆すべきことはありません。

これまではカンピオナートと並行してCLを戦っていたため、悲惨極まりないここ数カ月のリーグ成績にも「言い訳」が許されてきましたが、これからは言い訳無用の3試合です。
まずは1戦目となるこのサンプドリア戦、必勝が求められますね。

サンプドリアの直近公式戦成績

31節:スペツィア     1-1△
32節:フィオレンティーナ 5-0●
33節:トリノ       0-2●
34節:ウディネーゼ    2-0●
35節:エンポリ      1-1△

5戦 0勝2分3敗 2得点11失点



今シーズンのスタートで大きく躓いたサンプドリアは早々にジャンパオロを切りスタンコビッチ新監督を招聘しましたが、状況が好転することはなく低迷を続けます。
すると第34節のウディネーゼ戦での敗北により、残り4節を残してのセリエB降格が決定。この試合に臨むに当たって、彼らにどれほどのモチベーションが残されているかは分かりません。


注目データ

まずは両チームの直接対決の結果について。
現在ミランはサンプドリアに対し3連勝中という事で、1999-2005年以来となる連勝記録がかかっているそうです(※当時は最高5連勝)。
また、近年サンシーロでの試合は苦戦傾向(直近3試合で2引き分け)であったものの、前回対戦時はGKメニャンのロングフィードを受けたレオンがそのままネットを揺らす衝撃的なゴールが決勝点となり、何とか勝ち点3をもぎ取ることに成功。そこで今回も、まずはどんな形でも先制点を奪う事が重要になりそうですね。



続いて他のデータに目を移していくと、やはり両チームともにリーグで絶不調なだけあってネガティブなデータが多めです。

例えば「失点パターン」について、ミランとサンプドリアはエンポリと並んで「リーグで最もクロスから失点しているチーム」とのこと(13失点)。イメージ通りですね。

また「ストライカーの不振」という点も共通しており、ミランはジルーがリーグ戦6試合連続ノーゴール中、対するサンプドリアもクアリアレッラが20試合ノーゴール中。これらは当人にとってそれぞれ同リーグで最も長い無得点期間となっています。
ただし、ジルーは今季のリーグ戦での8ゴール中7ゴールがサンシーロでのものであり、クアリアレッラも過去にミラン戦で記録した3ゴールはいずれもサンシーロ(アウェー戦)だったという事で、この試合が両者にとってスランプ脱却のキッカケになるかもしれませんね。

0Comments