ミラン、ベンフィカの有望株エンドゥール獲得に興味

『Fabrizio Romano』によると、ミランがベンフィカのMFシェール・エンドゥール(ンドゥール)に関心を持っているとのことです。



エンドゥールとベンフィカの現行契約は今季末までとなっており、このままいくと今夏にフリーで移籍が可能となります。

基本情報


エンドゥールはベンフィカ(ポルトガル)に所属する18歳の若手選手ですが、出身はイタリアです。

ASDサンジャコモというチームのユースアカデミーで選手としてのトレーニングを開始すると、その後ブレシア、アタランタ(ユース)へと移籍。そして2020年7月、16歳の時に海外挑戦を決意し、ベンフィカに入団しました。

育成に定評のあるクラブを渡り歩いていることからも、彼が将来有望な選手として高い評価を得ていることが窺えますね。

ベンフィカ移籍後は主にセカンドチームでプレーし、今季はここまでポルトガル2部で28試合に出場して4ゴール・1アシストを記録。またUEFAユースリーグにも5試合に出場し、PSGやユベントスのユースと対戦しています。
ちなみに3月にはトップチームデビューも実現。わずか数分間のプレー時間ではあったものの、貴重な経験を得たようです。



プレースタイル


続いてはンドゥールの選手としての特徴について少し見ていきます。

【22-23】エンドゥール_起用ポジション
――参考:2022-23シーズン、エンドゥールの主な起用ポジション

エンドゥールの中盤を本職とする選手であり、今季もボランチでの起用が中心となっています。その一方でより攻撃的な役割を任せられることもあるようで、トップ下(セカンドトップ)で起用されてもいたようです。



また、実際にエンドゥールがプレーしている映像を観ると、個人的にはその体格の良さに目を引かれます。
190cmと長身で、フィジカル的にも同世代の中で抜けた存在に見えるエンドゥールは球際の強さに定評があるようで、実際にその体格を活かしたボールキープや相手からのボール奪取が映像から確認できますね。

更に、オープンスペースへの持ち運びやパスレンジの広さといったオンザボール時のダイナミックなプレーも持ち味の一つに挙げられ、総じてスケールの大きい選手といえそうです。


そんなエンドゥールに対しては先述の通りミランとユベントスの他、別ソースだとPSGやバルセロナも獲得を狙っていると報じられています。

若手を重視する補強方針やチームスタイルといった観点から、ミランとしてはこの手の有望株は是非とも確保したいところでしょう。続報に期待したいと思います。

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