ミラン、獲得候補の若手ストライカーについて【ショートニュース】

ヴィクター・ボニフェイス


ボローニャ戦でのオリギの不甲斐ないパフォーマンスは、マルディーニとマッサーラに今夏のストライカー補強を決心させたようである
獲得候補の中で注目されている選手の1人が、ベルギーのユニオン・サンジロワーズに所属する22歳のナイジェリア人ストライカー、ヴィクター・ボニフェイスだ。ボニフェイスは今シーズン、CL予選とELでは計13試合で11ゴールを奪い、リーグ戦では30試合に出場して7ゴールを記録している
そんなボニフェイスにはナポリやラツィオも注目しており、手頃な価格での獲得もあり得ることから、今夏に争奪戦となる可能性も決して低くない
――Tuttosport

いくつか数字について補足しておくと、ボニフェイスはELだと2アシスト、リーグ戦では6アシストを記録しているとのこと。リーグ戦で記録したゴール数が比較的少ないですが、アシストという形でチームの少なくない得点に絡んでいるようですね。

また「手頃な価格」に関しては、『transfermarkt』による推定市場価格ですと現時点で「600万ユーロ」となっています。実際の移籍金はもっと高くなりそうですが、他の獲得候補と比べて安価での獲得が可能なターゲットであることは確かでしょうね。



フォラリン・バログン


現在アーセナルからスタッド・ランスにレンタル移籍中のバログンは、ミランの獲得候補リストの上位に位置している。ここ数週間でミランは彼を何度もスカウティングしており、そのプレーに感銘を受けている
スカウト陣は、バログンがピオリの戦術的アプローチに適する特性を持っていると考えているが、彼と契約するのは簡単ではない。というのもアーセナルはバログンの成長に喜んでおり、完全移籍による売却に乗り気でないため、交渉のテーブルに着くには3000万ユーロ以上のオファーが必要と見られる
なお、現在はドイツのライプツィヒがバログンの獲得に興味を抱いており、既に選手の代理人と接触を開始している
――calciomercato



今季ここまででバログンはリーグ戦30試合に出場して18ゴールを記録。得点ランキングで4位に付けており、同リーグ1位のジョナサン・デイビッド、エムバペとは現時点でわずか2ゴール差です。
最初に言及したボニフェイスより1歳(半年)若い彼ですが、現時点の実績ではバログンに軍配が上がりますね。

しかし、そうなると当然ながら市場価格は高くなるわけで、先述の通り3000万ユーロというのが一つの目安とされています。




さて。現在メディア上ではミランの獲得候補として多くのストライカーの名前が挙がっていますが、その候補が絞られるにはまだまだ時間を要する印象です。今シーズンの結果や放出作業の進捗によって、獲得可能な対象範囲は大きく変わってくるでしょうしね。

そのため今後しばらくは獲得候補について広く浅く言及しつつ、有力候補が定まり次第具体的に見ていきたいと思います。

0Comments