ミラン、ナビ・ケイタから逆オファー?【ショートニュース】
マルディーニとマッサーラは複数の選手(の代理人)から売り込みをかけられており、その中の1人がナビ・ケイタだ。彼は今季限りで契約満了となるリバプールを退団し、フリーで加入する可能性がある――calciomercato
優れたテクニックとダイナミズムを兼備しているケイタ。中でもドリブルによる縦への持ち運びや独創的なパスセンスは特筆すべき点ですね。
オンザボール時の縦への積極性と、それに続くチャンスメイクを持ち味とする点で、今のミランの中盤にはない別種のクオリティをもたらし得る選手だといえると思います。
しかしながら、ケイタ獲得の是非について考える上で「負傷離脱の多さ」という深刻な問題点は見逃せません。
というのも、リバプール加入以降のケイタは毎シーズン怪我による戦線離脱を余儀なくされており、その負傷履歴は以下の通りです(『transfermarkt』より)。

――参考1
昨季こそ比較的に怪我は少なかったものの、今季はここまでで計142日間離脱し、怪我を理由に22試合も欠場しています。また、20—21シーズン以前もそれぞれ延べ3カ月以上の離脱を余儀なくされるなど、怪我耐性の低さは明らかです。
更に、そうした怪我の多さによる「コンディション調整の難しさ」がケイタのパフォーマンスに悪影響を及ぼしているように見受けられ、概して好不調の波が大きい印象を受けます。
調子の良いときは先述したテクニックを駆使して見事なプレーを見せる一方、悪いときは存在感が希薄で精度にも欠けるといったように…卑近な例を挙げるとレビッチみたいな感じですね。
いくらフリーとはいえ、継続性の低い選手に高年俸を提示することは戦力的にも財政的にも合理的とは言えず、そのことは昨夏のオリギ獲得の例を見ても明らかです。流石にフロントもオリギの件で反省したでしょうし、同様のリスクを抱えた選手の逆オファーに応じることは考えにくいですが…。どうなるか注目ですね。
オンザボール時の縦への積極性と、それに続くチャンスメイクを持ち味とする点で、今のミランの中盤にはない別種のクオリティをもたらし得る選手だといえると思います。
しかしながら、ケイタ獲得の是非について考える上で「負傷離脱の多さ」という深刻な問題点は見逃せません。
というのも、リバプール加入以降のケイタは毎シーズン怪我による戦線離脱を余儀なくされており、その負傷履歴は以下の通りです(『transfermarkt』より)。

――参考1
昨季こそ比較的に怪我は少なかったものの、今季はここまでで計142日間離脱し、怪我を理由に22試合も欠場しています。また、20—21シーズン以前もそれぞれ延べ3カ月以上の離脱を余儀なくされるなど、怪我耐性の低さは明らかです。
更に、そうした怪我の多さによる「コンディション調整の難しさ」がケイタのパフォーマンスに悪影響を及ぼしているように見受けられ、概して好不調の波が大きい印象を受けます。
調子の良いときは先述したテクニックを駆使して見事なプレーを見せる一方、悪いときは存在感が希薄で精度にも欠けるといったように…卑近な例を挙げるとレビッチみたいな感じですね。
いくらフリーとはいえ、継続性の低い選手に高年俸を提示することは戦力的にも財政的にも合理的とは言えず、そのことは昨夏のオリギ獲得の例を見ても明らかです。流石にフロントもオリギの件で反省したでしょうし、同様のリスクを抱えた選手の逆オファーに応じることは考えにくいですが…。どうなるか注目ですね。