ミラン、有望イタリア人アタッカーのバルダンツィに興味

今回は、ミランの獲得候補として名前が挙げられている1人の選手について言及していきます。

トンマーゾ・バルダンツィ


今回言及するのはエンポリに所属するトンマーゾ・バルダンツィです。

昨日に20歳を迎えたばかりの駆け出しの若手アタッカーですが、今季はここまでリーグ戦18試合に出場して4ゴールを記録。年明け以降は12試合中11試合に先発するなど、若くしてレギュラーの座を確保しています。



中でもバルダンツィが一躍注目を集めた試合が第19節のインテル戦です。
その試合で後半19分から投入された彼は出場から数分後に決勝ゴールをマークし、チームを勝利へと導きました。
なお、試合後にバルダンツィが発したコメントをご存知のミラニスタの方もいらっしゃるかもしれません。

とても幸せだよ。子供の頃、僕はミランの大ファンだったんだ



そんなバルダンツィに対し、ミランが関心を示しているわけですね。

ミランは有望なプレーメーカーであるバルダンツィ獲得に興味を示しており、近々正式オファーを出す可能性もある。エンポリはバルダンツィの移籍金として1500~2000万ユーロを要求しており、そのためミランは下部組織に所属するマイコル・シフエンテスを取引に含めようとするかもしれない。
シフエンテスはミランの下部組織で最も有望な選手の1人であり、エンポリは若手育成に長けていることから、彼の獲得にも乗り気だろう。これにより要求額を200~300万ユーロ、あるいは更に削ることもあり得る
――milannews



テクニカルな若手選手ながらオフザボールの意識もあり、かつプレーの判断も速いという事で、非常に実用的な選手となり得る可能性を秘めたバルダンツィ。先日の第27節アタランタ戦におけるエンポリの先制点のシーンに際しても、彼の持つポテンシャルの高さが確認できます(※以下は当該シーンの解説動画)。



ミランのバルダンツィ獲得の可能性を考える上で、ポイントになるのが「ブラヒム・ディアスの去就」でしょう。

プレースタイルや特徴、メインポジション等に少なくない共通点が見られる両者をチームに揃えるのは現実的ではなく、ミランがバルダンツィ獲得に動くとすればブラヒムの退団(レンタルバック)が前提になると考えられます。
故に、まずはブラヒムの去就問題が先決ですし、これにグタグダと時間をかけるようでは事後の補強に差し支えるため、残留にせよ退団にせよなるべく早い解決が求められるでしょうね。

2Comments

マツモト

そうそう早めの決断が大事ですよねミラン偉いさんいつも判断が遅いから、バルダンツィちょっと期待のできるラストパスと  【判断の早い】  イタリア人という部分が良いですねでも小さいなぁ

  • 2023/03/25 (Sat) 10:25
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カカニスタ22

カカニスタ22

To マツモトさん

コメントありがとうございます!

今後の更なる発展と活躍のために、少なからずフィジカルを強化していく必要はあるでしょうね。

  • 2023/03/26 (Sun) 14:15
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