イブラヒモビッチ、1年2か月ぶりのスタメン復帰へ?【ショートニュース】

ズラタン・イブラヒモビッチ
次節ウディネーゼ戦では、サスペンションによりオリヴィエ・ジルーの欠場が既に決まっています。
ここまでリーグ戦26戦中25試合出場、CLに至っては8戦フル先発出場を果たしているジルーの不在は当然ながらチームに大きな影響を与えるでしょう。この点に関し、シーズン当初に彼の代役候補と目されていたオリギやレビッチは低パフォーマンスを続けており、もはや期待感はほとんど残っていません。

そこで選択肢として浮上するのが、ズラタン・イブラヒモビッチの先発起用です。
各メディアもこぞってイブラ先発の可能性について報じています。

・イブラは419日ぶりにミランのユニホームを身につけ、スタメン出場するかもしれない――calciomercato

・ウディネーゼ戦で再びズラタンがスタメンに名を連ねるかもしれない――GdS

・ピオリはイブラに2022年1月以来となるスタメンの機会を与える可能性がある――TuttoSport

第24節アタランタ戦で復帰して16分間プレーしたイブラは、続くフィオレンティーナ戦で24分、サレルニターナ戦では28分と徐々に出場時間を増やしてきています。

離脱期間が長かっただけにスタメン起用には慎重を期する必要はあるでしょうが、ピッチ上での振る舞いを見る限りだとフィットネスは良好そうです。そして次節はジルーという確実に計算できる戦力を欠いてしまうという事で、そろそろ本格的にコンディションを上げていくためにもイブラに先発チャンスを与えても良いように感じますね。

ちなみにイブラ個人はこれまでウディネーゼに対し敗れた事がないらしく(14試合8ゴール6アシスト)、ミラン復帰後の2020年以降もウディネーゼ相手に印象的なゴールを決めています。以下に挙げる20—21シーズンのバイシクル決勝ゴール(※1)、21-22シーズンの劇的同点弾(※2)ですね。


――※1



――※2

また、イブラにジルーのような継続的な守備貢献は期待できませんが、一方でコンディション次第ではボックス内でのフィニッシュだけでなく崩しの局面により深く関与できる選手ですし、現在の停滞感ある攻撃にポジティブな変化を加えてくれるかもしれません。

何にせよスタメン如何に関わらず、ジルー不在のウディネーゼ戦でイブラに懸かる責任と期待は大きくなりますし、ここらでセリエA最年長ゴール記録を更新してもらいたいと思います。

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