アドリ、完全移籍による放出の可能性も?【ショートニュース】
・アドリについて、ミランがレンタル移籍だけを解決策にしているかどうかは微妙なところだ。もし興味深いオファーが届けば、おそらく彼らはそれを検討するだろう。なぜならピオリがアドリを好んでいないことは明白なように思われるからだ――Daniele Longo
・ピオリは、アドリがミランで違いを生み出せる選手だとは思っていない。そのため彼は次の移籍市場で退団する可能性がある――Antonio Vitiello
これまでにもバロトゥーレやヴランクス、そして今回話題のアドリに関する質問に対して同趣旨のコメントを用いてきましたが、彼の場合それが詭弁に過ぎないことは数字が物語っています。
というのも、今季のアドリは4試合の出場に止まっており、プレー時間にしてわずか114分です。
更に年明け以降の出場は「0」と、発言に実態がまるで伴っていません。
果たしてピオリがアドリを起用しない原因は何なのか、またその原因はレンタル移籍(武者修行)をすることで将来的に解消される類のものなのか・・・。上掲したジャーナリストの見解にもある通り、ピオリの意向を受け、フロントが完全移籍によるアドリ売却を視野に入れているとしても不思議ではありませんね。
ただピオリはシステムを3バックに変更し、かつCBに負傷者が出るまでティアウを塩漬けにしていた例があるように、今後アドリについても「やむを得ず」の起用から彼がチャンスをモノにし、序列を上げるシナリオは考えられます。
現時点ではかなり退団の方向へ向かっているように思われますが、最終的な判断はもう少し経ってからになるでしょうね。