気になるブラヒム・ディアスの去就【ショートニュース】

先日のトッテナム戦にて決勝ゴールを挙げたことで、再びブラヒムの今シーズン後の去就に注目が集まっています。

この点について、1つ重要な論点になるのは「買取OP行使に必要な2200万ユーロ、その値下げはあるか」という所ではないでしょうか。

これまでの傾向や報道内容からして、ミランが設定通りの金額を払う可能性は低く、一部報道だとミランの希望額は「1300〜1500万ユーロ」とも伝えられています。
一方、マドリー側がそのような値下げ交渉に応じるか（応じる必要があるのか）というのは現段階だと何とも言えず、その決断には現有戦力の去就やそれに伴う今夏の補強候補の選定・資金調達の重要性など、様々な事情を考慮する必要があるはずです。

よって、この件の決着はシーズン後に持ち越される可能性が高いと個人的に思いますし、また主導権はあくまでも買戻しOPを有しているレアルマドリー側にあることを留意すべきですね。

そこで、ミランが差し当たり行うべきは来季のCL出場権獲得のためリーグ4位以内フィニッシュを確実に成し遂げることです。
実際にブラヒムを買い取るべきかどうかを今すぐ断定することはできませんが、仮に完全移籍させたいとなっても翌季のCL出場やそれに伴う賞金がなければ獲得難易度は跳ね上がります。

買取という選択肢自体を失わないためにも、ここからのリーグ戦でしっかりと勝ち点を積み重ね、目標達成することが求められますね。