イブラヒモビッチ、チーム練習に本格合流!復帰は近い?
チーム練習への合流
昨日、イブラヒモビッチが遂にチーム練習に合流し、練習メニューをフル消化しました。
膝の手術により長らく遠ざかっていたチーム練習への本格合流という事で、ピッチへの帰還に向けて大きな前進といえますね。
また、この点に関する一部報道によると、イブラは早ければ次節のトリノ戦にもベンチメンバー入りするのではないかと伝えられています。
流石に気が早すぎるようにも感じますが、一時はそのまま現役引退を余儀なくされる可能性も一部で囁かれただけに、このように復帰時期が近づいていると分かるだけでも嬉しいですね。
言うまでもないかもしれませんが、現在のミランは近年に類を見ない不振に陥っています。
公式戦7試合未勝利というだけでなく、その間の合計スコアも「6得点18失点」。内容・結果共に悲惨極まりない状況です。
そんな状況下だとやはりイブラに対する期待感というのは弥が上にも高まるわけで、まず彼には「チームにメンタル的な好影響を及ぼす」ことが求められています。
イブラには3年前に不振に陥っていたミランを蘇らせた実績があり、今回も当時と同様の役割が期待されているわけですね。
しかし、留意すべき点として当時のイブラはピッチ上でも絶対的なリーダーでした。
ピオリはイブラ加入後すぐにイブラ中心のシステム(走力のある選手で周囲を固め、イブラを攻守にサポートする形)に作り替え、彼にチームの攻撃をリードするよう要求。その要求に見事に応えた彼は、それから2年ほどエースとして技術的にもチームを牽引しました。
そうしたピッチ上での彼の勇姿を見てチームメイトたちは心身ともに成長し、チームとしても成熟していった、と。
一方、現在のイブラは3つ歳を重ねて41歳となり、更には1年近くのブランクがある状態です。流石に当時と同じレベルの影響力をピッチにもたらすのは極めて難しいでしょう。
したがって、結局のところ今シーズンの行方(成績)を左右するのは「現レギュラー陣のパフォーマンス」になります。彼らがメンタル的な調子を取り戻し、その上でコーチ陣が適切な指導や戦術を授けて選手個々のプレー精度の向上延いてはチームパフォーマンスを引き上げていくことが肝要です。
ただし、チームをそのような流れに持っていくために「イブラの戦列復帰」というポジティブ要素を今後は活用することが出来ます。先述したメンターとしての役割はもちろんのこと、スーパーサブとして再びチームの貴重な戦力となることが期待されますね。
最後に。個人的願望を少し言わせてもらうと、もしイブラがまたスタメンとして定期的に出られるくらいにコンディションを上げてくれたら感無量です。
常識的に考えれば年齢的・コンディション的に不可能と判断される話ではありますが、そうした「常識」を覆せる選手であることをイブラはこれまでに証明しています。これはおそらく今までで最も困難な挑戦かもしれませんけど、だからこそイブラ本人も燃えているのではないでしょうか。
何にせよ、まずは彼が実際にピッチに戻ってくる日を心待ちにしたいですね。
イブラヒモビッチはサンシーロで行われる今週末のトリノ戦に間に合う可能性があり、メンバー入りできるかもしれない。また試合状況や監督のプランによってはゲーム終盤にベンチから飛び出し、10~15分ほどプレーすることもあり得る。――Corriere della Sera
流石に気が早すぎるようにも感じますが、一時はそのまま現役引退を余儀なくされる可能性も一部で囁かれただけに、このように復帰時期が近づいていると分かるだけでも嬉しいですね。
イブラに懸かる期待
言うまでもないかもしれませんが、現在のミランは近年に類を見ない不振に陥っています。
公式戦7試合未勝利というだけでなく、その間の合計スコアも「6得点18失点」。内容・結果共に悲惨極まりない状況です。
そんな状況下だとやはりイブラに対する期待感というのは弥が上にも高まるわけで、まず彼には「チームにメンタル的な好影響を及ぼす」ことが求められています。
ロッカールームで違いを生み出す方法をイブラは熟知している――GdS
イブラには3年前に不振に陥っていたミランを蘇らせた実績があり、今回も当時と同様の役割が期待されているわけですね。
しかし、留意すべき点として当時のイブラはピッチ上でも絶対的なリーダーでした。
ピオリはイブラ加入後すぐにイブラ中心のシステム(走力のある選手で周囲を固め、イブラを攻守にサポートする形)に作り替え、彼にチームの攻撃をリードするよう要求。その要求に見事に応えた彼は、それから2年ほどエースとして技術的にもチームを牽引しました。
そうしたピッチ上での彼の勇姿を見てチームメイトたちは心身ともに成長し、チームとしても成熟していった、と。
一方、現在のイブラは3つ歳を重ねて41歳となり、更には1年近くのブランクがある状態です。流石に当時と同じレベルの影響力をピッチにもたらすのは極めて難しいでしょう。
したがって、結局のところ今シーズンの行方(成績)を左右するのは「現レギュラー陣のパフォーマンス」になります。彼らがメンタル的な調子を取り戻し、その上でコーチ陣が適切な指導や戦術を授けて選手個々のプレー精度の向上延いてはチームパフォーマンスを引き上げていくことが肝要です。
ただし、チームをそのような流れに持っていくために「イブラの戦列復帰」というポジティブ要素を今後は活用することが出来ます。先述したメンターとしての役割はもちろんのこと、スーパーサブとして再びチームの貴重な戦力となることが期待されますね。
最後に。個人的願望を少し言わせてもらうと、もしイブラがまたスタメンとして定期的に出られるくらいにコンディションを上げてくれたら感無量です。
常識的に考えれば年齢的・コンディション的に不可能と判断される話ではありますが、そうした「常識」を覆せる選手であることをイブラはこれまでに証明しています。これはおそらく今までで最も困難な挑戦かもしれませんけど、だからこそイブラ本人も燃えているのではないでしょうか。
何にせよ、まずは彼が実際にピッチに戻ってくる日を心待ちにしたいですね。