ミラン、CL決勝トーナメントに向けてのメンバーを発表~イブラ・デスト選外、メニャンは間に合うか~
先日、CLトッテナム戦に向けたミランの登録メンバーが発表されました。
登録メンバーは23名。25の枠の内8人は「ホームグロウン」である必要があるわけですが、ミランの場合はミランテ、カラブリア、トナーリ、フロレンツィ、ポベガ、ガッビアの6名しか該当選手がいないため、その分2枠が削減されています。
続いてメンバーから外れた選手について、何人かピックアップして見ていきましょう。
今回の件に関し、「メニャンがスパーズ戦のメンバーリストに入るかどうか」は最大の関心事の一つといえたわけですが、上記のリストには入っていません。
しかしながら、GKの登録についてはUEFAの競技規則上で例外が認められおり、ファーストレグ開始の24時間前までなら登録変更が可能となっています。つまり、まだメニャン登録の可能性が残されているわけですね。
仮にメニャン復帰が実現すればタタルシャヌと入れ替わる形で登録されると報じられています。
メニャンと並びその登録可否が注目されたイブラヒモビッチですが、残念ながら選外となりました。
その理由については「技術的な選択」であると報じられており、1年近くもの間ピッチから離れていた(今も離れている)イブラをここから短期間でCLの舞台でプレー可能な状態に持っていくのは不可能であると判断されたようです。
当初に報じられていた「年明け復帰(1月初旬のサレルニターナ戦で実戦復帰)」がもし実現していればCL出場も可能だったのでしょうが…。ここまで復帰時期がずれ込んでしまった以上は致し方ない選択だったと思います。どの程度プレーできるのか、おそらくイブラ本人も今はまだ分かっていないでしょうしね。
最後にデストについてです。
CLグループリーグではメンバーに含まれ、出場もしていたデストですが、今回はティアウと入れ替わる形で選外となっています。
正直に言って、個人的にこの選択は結構意外でした。
というのも交代で登録されたティアウはピオリにほとんど信用されておらず、年明け以降はまだ一度もプレーしていません。CBの頭数を増やしたかったのかもしれませんが、これまでの起用傾向からしてCLの舞台で使う想定が本当にあるのか大いに疑問です。
一方のデストは現在もそこそこ起用されており、消去法的な側面が強いものの左右SBのサブとして一定の地位を得ています。また直近のサッスオーロ戦は負傷欠場していましたが、怪我も軽いものでスパース戦の出場は問題なかったはずです。技術的に見れば、外れるとしたらバロトゥーレの方が先ではないかというのが正直な個人的印象でした。
この点について、報道によると今回の一件は「ミランがデストに発した重要なシグナルである」とされています。
まぁ僕もデストの完全移籍には(今のところ)反対なので、今回の選択に別段不満があるわけではないのですが…。これまでチームが攻勢を仕掛ける際のオプションとしては何度か貢献を果たしていますし、今のチーム状況からしてスパーズ戦で劣勢(ビハインド)になる展開は十分に考えられるので、サブとしての起用の余地は多分にあったと思うんですけどね。
タタルシャヌ
ミランテ
カラブリア
ベナセル
バロトゥーレ
トナーリ
ジルー
ブラヒム
レビッチ
レオン
テオ
カルル
トモリ
ケアー
フロレンツィ
オリギ
ティアウ
メシアス
ポベガ
クルニッチ
ガッビア
サーレマーケルス
デ・ケテラーレ
登録メンバーは23名。25の枠の内8人は「ホームグロウン」である必要があるわけですが、ミランの場合はミランテ、カラブリア、トナーリ、フロレンツィ、ポベガ、ガッビアの6名しか該当選手がいないため、その分2枠が削減されています。
続いてメンバーから外れた選手について、何人かピックアップして見ていきましょう。
メニャン
今回の件に関し、「メニャンがスパーズ戦のメンバーリストに入るかどうか」は最大の関心事の一つといえたわけですが、上記のリストには入っていません。
しかしながら、GKの登録についてはUEFAの競技規則上で例外が認められおり、ファーストレグ開始の24時間前までなら登録変更が可能となっています。つまり、まだメニャン登録の可能性が残されているわけですね。
仮にメニャン復帰が実現すればタタルシャヌと入れ替わる形で登録されると報じられています。
イブラヒモビッチ
メニャンと並びその登録可否が注目されたイブラヒモビッチですが、残念ながら選外となりました。
その理由については「技術的な選択」であると報じられており、1年近くもの間ピッチから離れていた(今も離れている)イブラをここから短期間でCLの舞台でプレー可能な状態に持っていくのは不可能であると判断されたようです。
当初に報じられていた「年明け復帰(1月初旬のサレルニターナ戦で実戦復帰)」がもし実現していればCL出場も可能だったのでしょうが…。ここまで復帰時期がずれ込んでしまった以上は致し方ない選択だったと思います。どの程度プレーできるのか、おそらくイブラ本人も今はまだ分かっていないでしょうしね。
40歳で行った膝の手術からの回復は正確にはいかず、復帰時期は常に曖昧だった。イブラは2023年の開幕戦での復帰を目指していたが、インテルとのダービー、スパーズ戦への欠場と続き、現在は復帰がいつになるかを見守るしかない。――GdS
デスト
最後にデストについてです。
CLグループリーグではメンバーに含まれ、出場もしていたデストですが、今回はティアウと入れ替わる形で選外となっています。
正直に言って、個人的にこの選択は結構意外でした。
というのも交代で登録されたティアウはピオリにほとんど信用されておらず、年明け以降はまだ一度もプレーしていません。CBの頭数を増やしたかったのかもしれませんが、これまでの起用傾向からしてCLの舞台で使う想定が本当にあるのか大いに疑問です。
一方のデストは現在もそこそこ起用されており、消去法的な側面が強いものの左右SBのサブとして一定の地位を得ています。また直近のサッスオーロ戦は負傷欠場していましたが、怪我も軽いものでスパース戦の出場は問題なかったはずです。技術的に見れば、外れるとしたらバロトゥーレの方が先ではないかというのが正直な個人的印象でした。
この点について、報道によると今回の一件は「ミランがデストに発した重要なシグナルである」とされています。
デストのCLメンバーからの除外は明確なメッセージと見なすことができる。デストとのレンタル契約には2000万ユーロの買取OPが付いているが、実際のところミランに行使の意思はない――calciomercato
まぁ僕もデストの完全移籍には(今のところ)反対なので、今回の選択に別段不満があるわけではないのですが…。これまでチームが攻勢を仕掛ける際のオプションとしては何度か貢献を果たしていますし、今のチーム状況からしてスパーズ戦で劣勢(ビハインド)になる展開は十分に考えられるので、サブとしての起用の余地は多分にあったと思うんですけどね。