【22-23】ローマ戦プレビュー
○予想スタメン+負傷者情報
システム;4-2-3-1
GK;タタルシャヌ
DF;カラブリア、カルル、トモリ、テオ
MF;ベナセル、トナーリ
MF;サレマ、ブラヒム、レオン
FW;ジルー
怪我といえば、『milannews』が現状の負傷者情報を報じていたため、ここでも触れておきたいと思います。
・メシアス、オリギ
今週水曜日のトリノ戦での復帰を目指しているが、来週のレッチェ戦にずれ込むかもしれない。
・レビッチ
未だに個別トレーニング中で、スーペルコッパ(1月19日)での復帰も想像し難い。
・クルニッチ
メシアスやオリギよりも状態が悪い。スーペルコッパに向けて日々確認される。
・イブラヒモビッチ
来週ミランに戻り、自身の復帰プログラムを継続予定。目標はトッテナム戦(2月15日)での復帰。
・メニャン
全治未定。
彼ら以外にもフロレンツィ、ケアー、バロトゥーレが前節に欠場しましたが、前者2人は今も個別トレーニング中とのことでローマ戦の復帰は非現実的。バロも年明けに行った右肩の手術で全治4週間と発表されているので、復帰は2月頃になるはずです。
引き続き難しいやり繰りを強いられますが、少なくともこの試合に関しては前節と同じメンバーでも(コンディション的に)大丈夫でしょう。
ただしここからコッパイタリア、スーペルコッパ、CLと複数のコンペティションが挟まる過密日程になるわけで、それまでには出来る限り現負傷者に戻ってきてもらわないと困りますね。
○ローマの直近公式戦成績
UEL:ルドゴレツ 3-1○
13節:ラツィオ 0-1●
14節:サッスオーロ 1-1△
15節:トリノ 1-1△
16節:ボローニャ 1-0○
5戦 2勝2分1敗 6得点4失点
大型補強を敢行して今シーズンを迎えたローマ。現在は勝ち点30で「6位」に位置しています。
ここまでの傾向としては上位チームとの試合で多く勝ち点を取りこぼしていますが、そんな中で唯一勝利したのはアウェーのインテル戦です。同じスタジアムながら、異なるチームと相見える今節はどういう結果になるでしょうか。
○注目データ
まずは両チームの対戦成績についてですが、現在のミランはローマに対し3連勝中です。ホームゲームに限って見てもリーグ直近4戦で3勝1分という事で、ここ数年は相性の良い相手といえますね。
また、この試合に勝利して「対ローマ戦4連勝」となった場合、それは1990年2月以来の出来事となるそうです。
続いてはローマの得点に関する興味深いデータについてです。
今季ここまでのローマはリーグ戦で19得点を記録していますが、その内の8点(42%)がセットプレーから生まれています。これは現時点でリーグ最高の数字だそうです。
すなわちローマはセットプレーを得点源としているといえるわけで、逆にセットプレー守備に不安を抱えるミランからすれば気がかりな点ですね。
最後に選手個人のデータについて。今回は対戦相手のパウロ・ディバラに注目したいと思います。
というのも、ディバラはこれまでミラン戦で7ゴール5アシストを記録しているそうで、これより多くのスコアポイントを記録したのはウディネーゼ相手(17)のみとなっています。
一方、「サンシーロでのミラン戦」に限った場合はこれまでリーグ戦で1ゴールしか決めていないようで、それもユベントス在籍時代ではなくパレルモ時代(2014年)にまで遡るそうな。
個人的に、ディバラは(対戦相手として)嫌な印象が強いですし、当然ながら彼に自由を許さないことがこの試合のポイントの1つになると思うので、しっかりと抑えきってもらいたいですね。