オペンダとワヒ、ミランが注目する２人のリーグ・アン選手

ロイス・オペンダ

1人目はRCランスに所属するロイス・オペンダです。

ロイス・オペンダについては、ミランのSDであるマッサーラが非常に高く評価している。現時点で彼の獲得は単なるアイデアに過ぎないが、彼の名前はリストに載っている――calciomercato

彼は22歳と若手ながら既に結構な経験を積んでおり、これまでクラブ・ブルッヘ、フィテッセ、ランスと複数の国・クラブで計150試合以上プレー。今季はここまで15試合に出場して7ゴールを記録しています。

また、ベルギー代表でもU－15の頃から順調に選ばれ続けてきたエリートのようで、2022年6月には遂にフル代表デビュー。先頃のカタールW杯にも参加し、初戦のカナダとの試合で途中出場しています。



プレースタイルについても、これまで報じられたミランの獲得候補と同様「スピードがあり、ドリブルで仕掛けることもできる」タイプと見受けられ、候補リストに載っているのは事実であるように思います。

また、移籍金について上記の報道では言及されていませんが、『transfermarkt』を参照するとその市場価値は1200万ユーロとのこと。獲得難易度は比較的高くなさそうです。

なお、オペンダはブルッヘに所属していた19－20シーズンにデ・ケテラーレとチームメイトであり、そこで彼と友好関係を築いていた可能性もあります。仮に移籍が実現すれば、デ・ケテラーレにとって追い風になるやもしれませんね。

エルイェ・ワヒ

続いては、モンペリエに所属するエルイェ・ワヒについてです。

ワヒは素晴らしい体格とゴールセンス、そして優れたテクニックを兼備しており、ミランフロント陣の興味を大いに引き付けている選手だ。彼の代理人であるジョルジュ・メンデスとの話し合いが行われ、将来の選択肢になる可能性が浮上している――calciomercato

ワヒはオペンダよりも若い19歳ですが、既にモンペリエの主力としてプレーしています。
今季はここまで14試合に出場して6ゴール・1アシストを記録。昨季が10ゴール・2アシストでしたので、その記録を更新する勢いですね。

また、フランス代表でも順調に世代別代表に招集され、今年9月にはU－21代表に初招集。そこではゴールを決める活躍を披露し、将来のA代表入りも期待されているようです。



プレースタイルについては、先述したミランの獲得候補の特徴を備えていることはもちろん、オペンダと比べてもよりテクニカルであるような印象を受けます。これから本格的に名声を高めていきそうな気配を大いに感じますね。

他方、『transfermarkt』による推定市場価値も1800万ユーロとなっており、同世代の選手の中で7番目に位置付けられています。かなりの有望株であるが故に、獲得難易度も高そうです。

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オペンダ、ワヒ共に現時点では興味段階とのことですので、これから続報があるか注目していきたいと思います。