ジルー代理人「ラツィオとユベントスも関心を持っていたが…」
ジルーとフランス代表とカタールW杯
カタールW杯の優勝候補と目されるフランス代表。
期待通りというべきか、彼らは本日行われた準決勝モロッコ戦で2-0の勝利を収め、アルゼンチンの待つ決勝へと駒を進めました。
嬉しいことに、そんなチームにおいてミランの選手2人が主力としてプレーしています。
周知の通り左SBのテオ・エルナンデスと、当記事の話題となるCFのオリヴィエ・ジルーですね。
ジルーは今大会ここまで4ゴールをマークし、自身の代表での通算得点記録を「53」に伸ばしました。それにより、これまでティエリ・アンリが保持していたフランス代表史上最多得点記録を更新。自らの評価を一段と高めています。
振り返るとジルーにとって、1年半前の「ミラン移籍」という決断が大正解だったことは間違いありません。
21-22シーズン、ミランへと新天地を求めた彼は早い時期にレギュラーに定着し、重要な試合で多くのゴールを記録。チームのスクデット獲得に貢献しました。
その勢いは衰えることなく、今季もここまで公式戦19試合に出場して9ゴール・5アシストを挙げる活躍を披露。その活躍が認められ、一時期は遠ざかっていたフランス代表へも復帰を果たし、今こうしてW杯の舞台で大記録を達成することが出来たわけですね。
しかし、ジルーがミランに加入しないシナリオというのもあり得ました。
というのもジルーが未だチェルシーに在籍していた頃、彼にはエバートンやインテルへの移籍の可能性があったことが以前に本人の口から語られています。
更に先日、ジルーの代理人であるヴィンチェンツォ・モラビート氏が当時のメルカートを述懐し、ジルーにはラツィオやユベントスといった他のクラブも興味を示していたことを明かしました。
他のチームがジルーを獲得していた場合、少なくともミランがジルー加入の恩恵に浴せなかったことは確かです。
彼のミランでの活躍は先述の通りであり、また「100万ユーロ+ボーナス」という移籍金を考えると最高レベルの補強だったといえます。同額でジルーと同等の貢献が期待できる選手を探すことは困難を極めたでしょう。
ミランにとってもジルーの獲得は大正解でしたし、現在「契約延長」という形で両者の話し合いがまとまった(『Fabrizio Romano』)という報道にも大いに納得できますね。
ジルーにはこれからも出来る限りパフォーマンスを維持してもらい、ミランの勝利に貢献し続けてもらいたいと思います。
周知の通り左SBのテオ・エルナンデスと、当記事の話題となるCFのオリヴィエ・ジルーですね。
ジルーは今大会ここまで4ゴールをマークし、自身の代表での通算得点記録を「53」に伸ばしました。それにより、これまでティエリ・アンリが保持していたフランス代表史上最多得点記録を更新。自らの評価を一段と高めています。
「ミラン移籍」という選択
振り返るとジルーにとって、1年半前の「ミラン移籍」という決断が大正解だったことは間違いありません。
21-22シーズン、ミランへと新天地を求めた彼は早い時期にレギュラーに定着し、重要な試合で多くのゴールを記録。チームのスクデット獲得に貢献しました。
その勢いは衰えることなく、今季もここまで公式戦19試合に出場して9ゴール・5アシストを挙げる活躍を披露。その活躍が認められ、一時期は遠ざかっていたフランス代表へも復帰を果たし、今こうしてW杯の舞台で大記録を達成することが出来たわけですね。
しかし、ジルーがミランに加入しないシナリオというのもあり得ました。
というのもジルーが未だチェルシーに在籍していた頃、彼にはエバートンやインテルへの移籍の可能性があったことが以前に本人の口から語られています。
更に先日、ジルーの代理人であるヴィンチェンツォ・モラビート氏が当時のメルカートを述懐し、ジルーにはラツィオやユベントスといった他のクラブも興味を示していたことを明かしました。
マルディーニとマッサーラはジルーを信じ、何としても彼を獲得しようと上手く立ち回った。今、他チームでは後悔している人もいるだろう。2021年1月、シモーネ・インザーギ監督はジルーの獲得を熱望していたが、ラツィオフロントは彼の要望を聞き入れなかった。その代わり半年後にはムリキの獲得に2000万ユーロも費やしたね。それと、ユベントスではパラティチがジルーよりもモラタを好んだんだ――Il Giornale
他のチームがジルーを獲得していた場合、少なくともミランがジルー加入の恩恵に浴せなかったことは確かです。
彼のミランでの活躍は先述の通りであり、また「100万ユーロ+ボーナス」という移籍金を考えると最高レベルの補強だったといえます。同額でジルーと同等の貢献が期待できる選手を探すことは困難を極めたでしょう。
ミランにとってもジルーの獲得は大正解でしたし、現在「契約延長」という形で両者の話し合いがまとまった(『Fabrizio Romano』)という報道にも大いに納得できますね。
ジルーにはこれからも出来る限りパフォーマンスを維持してもらい、ミランの勝利に貢献し続けてもらいたいと思います。