【低調の原因とは】トリノ対ミラン【2022-23シーズン・セリエA第12節】
今回はセリエA第12節、トリノ対ミランのマッチレビューを行います。
スタメン

ベースフォーメーション:
トリノ「3-4-2-1」
ミラン「4-2-3-1」
まずはミランの攻撃とトリノの守備について。
トリノが前線からマンツーマン志向のかなり強いアグレッシブなプレスを仕掛けてくる中で、ミランは最終ライン4枚とダブルボランチが後方でのビルドアップに積極的に関与していきます。

――シーン1:後方でのミランのビルドアップ。SBは低めに構え、またボランチの片方は前方へ飛び出す動きをよく見せた
この点に関し、試合後のピオリ監督は「前線で4対4の状況を作ろうと試みた」と説明。
すなわち、後方で相手のプレスを誘い出してから前線の3トップorトップ下のブラヒムへとボールを預け、そこから対面の相手とのマッチアップで優位に立ちながら速攻へと繋げていく形を志向していたように思われます。
しかし、この試みが奏功するシーンというのはほとんどありませんでした。
ミランの最終ラインからの組み立てに対して、トリノは前線2枚(ペッレグリ、ミランチュク)と両WBで対応。そこからミランは前線へと縦パスを入れていくわけですが、そのパスや周囲のスペースにはトリノのCBと中盤がしっかりと対応し、速攻の起点を作らせませんでした。

――シーン2;ボールホルダーのガッビアに対しペッレグリが厳しくプレス。ミランチュクはトモリをマークする一方、ヴラシッチは一列下がって中盤のトナーリをマーク。ガッビアはサイドのカルルにパスを送る

――その後の場面。ボールを受けたカルルにはラザロがプレス。そこでカルルは前方のメシアスに縦パスを送るが、ボンジョルノがスライド対応して前を向かせなかった
このようなトリノの守備を崩すため最も手っ取り早いのは、局所的に頻発する1対1のマッチアップを制することです。ドリブルで相手を躱して前方に持ち運べればベストですが、そうでなくともボールキープして相手のプレスを往なしながらタメを作り、味方が後方から攻め上がったり前線でタイミング良く飛び出したりする時間を作れればOK。
ですが、そのような能動的なアクションを最も起こしやすいレオンはこの試合、ワンタッチのパスで周囲の味方に叩くだけの消極的なプレーに終始。また、逆サイドのメシアスには元々それほどの打開力は期待できず。
そして、前線のオリギは何度か楔のパスを受けてボール前進に絡みましたが、彼に最も期待したかった前向きのプレー(裏のスペースへ飛び出してパスを引き出す)はほとんど機能しませんでした。
そんな中、唯一ブラヒムは積極的にボールを持って打開を図る意思を見せましたが、トリノのインテンシティ高い守備を前にフィジカル的な劣勢を覆すことが出来ず。以前と比べると粘り強くキープできるようになった印象こそ受けますが、それでもこのレベルで通用する打開力やキープ力には至っていないように見受けられます。
という訳で、前線4人が尽くマッチアップを制することが出来ず、この4人の能動的なアクションを起点に攻めようというピオリ監督のプランは通用しなかった、と。
ドリブルという観点から振り返ると、この試合のミランのドリブル(による仕掛け)回数は「7回」(『WhoScored』)。今季これまでの平均が「18.1回」ですので、此度のチームの劣勢を象徴するデータだと言えますね。
とは言え、今回の拙攻は彼ら4人だけの責任だとは思いません。
ミランはボトム(最終ライン+中盤)の構造を有効に変化することが出来ず、トリノの前線からのプレスを掻い潜れないシーンが散見。その状態で縦にパスが出されても相手はパスコースをある程度読んだ上で鋭く対応できるわけですから、前線の味方は不利な体勢でのボールタッチを強いられやすい、と。
例えば、普段のミランならGKを含めた最後方からのビルドアップでパスを回しながら、CBがサイドに開いたりテオが内に絞ってパスコースを作ったりという主体的な動きで相手の第一プレッシャーラインを越えていこうとするわけですが、この試合はそうした形はほとんど見られず。メニャンやベナセルがいないことが積極的な構造変化にブレーキをかけていた側面はありそうですが、何にせよ「ままらないビルドアップ」というのが拙攻の主因であったのは間違いなさそうです。

――参考1:昨シーズンのトリノ戦の一場面。メニャンが最終ラインに加わり、サイドに開いたトモリ、カルルと3バックを形成。トリノの2トップに対し数的優位を作る。そして、メニャンは下がってきたトナーリに一旦パスを当てる

――その後の場面。トナーリからトモリにボールが渡され、フリーのトモリが前方にドリブルで運んでいった
思えば試合序盤のまだバタバタした時間帯にて、トランジションから生み出した2度の決定機をレオンが決められなかったのが痛恨でした。それからは上記の拙攻が続き、後半にはデスト等が投入されて少しだけ盛り返しましたが、結局のところラッキーな形でメシアスが1点を奪うに止まっています。
続いてはミランの守備と、トリノの攻撃についてです。
トリノは攻撃時、前線へのロングボールを多用しました。ゴールキック時は必ずといっていいほどロングキックを選択し、それによりミランの前線からのプレッシングという対抗手段を奪います。
ミランは(ショート)カウンターからのチャンス創出数がリーグトップクラスであり、トランジションを大きな武器にしているだけに、このようなトリノの攻めは被カウンターのリスク軽減という面でも有効だったように思われました。
しかも、それでいてこのロングボール攻勢が見事に奏功し、トリノは2点を奪うことに成功します。
1点目はセットプレー。ロングボール攻勢とこぼれ球への素早い反応を組み合わせて敵陣深い位置にボールを持っていくと、カルルがたまらずファール。そのFKをエリア内にてフリーで待ち構えたジジが合わせてモノにするという流れです。
ミランのセットプレー(ゴール前のクロス対応)に脆さが見られたのは以前からですが、タタルシャヌがゴールマウスを守るようになってから輪をかけて酷くなったような気がします。あくまで憶測に過ぎませんが、味方選手へのコーチング能力(声かけ)などもメニャンとタタルシャヌとでは差があるのかもしれません。
さて、トリノの2点目も再びロングボールが起点です。今度はこぼれ球から最終的にミランチュクへとボールが渡り、エリア内へ侵入してシュート。ファーサイドへとボールが突き刺さり、貴重な追加点となります。
このミランチュクへの対応というのも問題でした。
トリノが左サイドからの攻め込みを重視し、対するミランが同サイドを人数かけて固める中、右サイド側を主戦場とする彼へのマークは緩みがちになります。そのため、フリーのミランチュクにボールが渡る(渡りかける)というシーンは一度ならず見られた、と。

――シーン3:トリノが左サイドでボールを回しながら、バックパスで作り直しを図る。ここでミランチュクは中央でフリーとなっており、そのまま縦パスを引き出した
2失点目のシーンも、ロングボールのこぼれ球に反応したミランチュクに対し、誰も明確なマークにつけなかったことが失点の原因となっています。

――シーン4:ガッビアとペッレグリがロングボールに競り合う際(赤)、その手前に侵入するミランチュク。こぼれ球に対し、ポベガよりも有利な位置を取っている

――その後の場面。ロングボールのこぼれ球をヴラシッチが拾い、その落としをミランチュクが受けてエリア内に侵入。2点目に繋がった
このようにして35分、37分と立て続けに効率良く2点を奪ったトリノが、ここ数年勝てていなかったミランを破りました。
トリノ2-1ミラン
選手の身体的・精神的コンディション、及びチーム戦術のいずれもが要求レベルを下回り、必然的な敗戦を喫したミラン。
これほど酷い試合は久しぶりという印象ですし(チェルシー戦なども全く結果は出ませんでしたが、ここまで腑抜けた感じはしなかった)、ここまでいくとあまり悔しさも湧いてこないですね。
不振の原因はいくつか考えられます。まず、連戦に次ぐ連戦で主力選手がコンディションを落とし、かつチームとしてはトリノ対策を準備するのに十分な時間を持てなかったというのが一つ。
また、数日後の大一番・CLザルツブルク戦に早くも意識が向いていた選手が少なくなかったようにも見受けられました。
例えばレオン。彼は序盤の「決定機2つ外し」に始まり、普段なら強引にでも行うドリブルを選択せずに消極的なプレーを連発。フリーでボールを持つトモリに数メートルの距離まで近づき、トモリに怒鳴られる前半終盤のシーンなどに見られるように、集中力の欠如が明らかに感じられました。
またピオリ監督がハーフタイムに、それもビハインドの状況でレオンを下げるというのは滅多にないことで、現場から見ても全く良くないという評価だったのでしょう(レオンは前半のプレーがダメでも後半に持ち直すことがままありますが、今日は後半の復調も無いと判断されたが故の交代だったはず)。
もちろん、彼だけでなく多くの選手が精彩を欠きました。そんな有様で上り調子のトリノを相手にすればどうなるか…。
枠内シュート「1本」という結果が示す通り、勝利は望むべくもありませんでしたね。
さて。この敗戦を慰められるものがあるとすれば、それは「CLグループリーグ突破」をおいて他にありません。
この時期のリーグ戦の1敗はまだまだ取り返しがききますが、今度のザルツブルク戦は正に大一番。絶対に負けられない試合であり、今季のターニングポイントになり得ます。
選手・コーチ陣には早急に気持ちを切り替えてもらい、次こそは出来る限り万全の状態で試合に臨んでもらいたいですね。
Forza Milan!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
スタメン

ベースフォーメーション:
トリノ「3-4-2-1」
ミラン「4-2-3-1」
前線の支配力不足
まずはミランの攻撃とトリノの守備について。
トリノが前線からマンツーマン志向のかなり強いアグレッシブなプレスを仕掛けてくる中で、ミランは最終ライン4枚とダブルボランチが後方でのビルドアップに積極的に関与していきます。

――シーン1:後方でのミランのビルドアップ。SBは低めに構え、またボランチの片方は前方へ飛び出す動きをよく見せた
この点に関し、試合後のピオリ監督は「前線で4対4の状況を作ろうと試みた」と説明。
すなわち、後方で相手のプレスを誘い出してから前線の3トップorトップ下のブラヒムへとボールを預け、そこから対面の相手とのマッチアップで優位に立ちながら速攻へと繋げていく形を志向していたように思われます。
しかし、この試みが奏功するシーンというのはほとんどありませんでした。
ミランの最終ラインからの組み立てに対して、トリノは前線2枚(ペッレグリ、ミランチュク)と両WBで対応。そこからミランは前線へと縦パスを入れていくわけですが、そのパスや周囲のスペースにはトリノのCBと中盤がしっかりと対応し、速攻の起点を作らせませんでした。

――シーン2;ボールホルダーのガッビアに対しペッレグリが厳しくプレス。ミランチュクはトモリをマークする一方、ヴラシッチは一列下がって中盤のトナーリをマーク。ガッビアはサイドのカルルにパスを送る

――その後の場面。ボールを受けたカルルにはラザロがプレス。そこでカルルは前方のメシアスに縦パスを送るが、ボンジョルノがスライド対応して前を向かせなかった
このようなトリノの守備を崩すため最も手っ取り早いのは、局所的に頻発する1対1のマッチアップを制することです。ドリブルで相手を躱して前方に持ち運べればベストですが、そうでなくともボールキープして相手のプレスを往なしながらタメを作り、味方が後方から攻め上がったり前線でタイミング良く飛び出したりする時間を作れればOK。
ですが、そのような能動的なアクションを最も起こしやすいレオンはこの試合、ワンタッチのパスで周囲の味方に叩くだけの消極的なプレーに終始。また、逆サイドのメシアスには元々それほどの打開力は期待できず。
そして、前線のオリギは何度か楔のパスを受けてボール前進に絡みましたが、彼に最も期待したかった前向きのプレー(裏のスペースへ飛び出してパスを引き出す)はほとんど機能しませんでした。
そんな中、唯一ブラヒムは積極的にボールを持って打開を図る意思を見せましたが、トリノのインテンシティ高い守備を前にフィジカル的な劣勢を覆すことが出来ず。以前と比べると粘り強くキープできるようになった印象こそ受けますが、それでもこのレベルで通用する打開力やキープ力には至っていないように見受けられます。
という訳で、前線4人が尽くマッチアップを制することが出来ず、この4人の能動的なアクションを起点に攻めようというピオリ監督のプランは通用しなかった、と。
我々はもっと多くのドリブルを行い、オープンな状況を作り出さなければいけなかった。メシアスは(ドリブルを)やっていたが、レオンは少なかったね。それに後方でのゲームスピードと前線の動き出しが共に遅く、プレーに質が伴っていなかった――ピオリ
ドリブルという観点から振り返ると、この試合のミランのドリブル(による仕掛け)回数は「7回」(『WhoScored』)。今季これまでの平均が「18.1回」ですので、此度のチームの劣勢を象徴するデータだと言えますね。
ままならないビルドアップ
とは言え、今回の拙攻は彼ら4人だけの責任だとは思いません。
ミランはボトム(最終ライン+中盤)の構造を有効に変化することが出来ず、トリノの前線からのプレスを掻い潜れないシーンが散見。その状態で縦にパスが出されても相手はパスコースをある程度読んだ上で鋭く対応できるわけですから、前線の味方は不利な体勢でのボールタッチを強いられやすい、と。
例えば、普段のミランならGKを含めた最後方からのビルドアップでパスを回しながら、CBがサイドに開いたりテオが内に絞ってパスコースを作ったりという主体的な動きで相手の第一プレッシャーラインを越えていこうとするわけですが、この試合はそうした形はほとんど見られず。メニャンやベナセルがいないことが積極的な構造変化にブレーキをかけていた側面はありそうですが、何にせよ「ままらないビルドアップ」というのが拙攻の主因であったのは間違いなさそうです。

――参考1:昨シーズンのトリノ戦の一場面。メニャンが最終ラインに加わり、サイドに開いたトモリ、カルルと3バックを形成。トリノの2トップに対し数的優位を作る。そして、メニャンは下がってきたトナーリに一旦パスを当てる

――その後の場面。トナーリからトモリにボールが渡され、フリーのトモリが前方にドリブルで運んでいった
思えば試合序盤のまだバタバタした時間帯にて、トランジションから生み出した2度の決定機をレオンが決められなかったのが痛恨でした。それからは上記の拙攻が続き、後半にはデスト等が投入されて少しだけ盛り返しましたが、結局のところラッキーな形でメシアスが1点を奪うに止まっています。
トリノの効率的な攻め
続いてはミランの守備と、トリノの攻撃についてです。
トリノは攻撃時、前線へのロングボールを多用しました。ゴールキック時は必ずといっていいほどロングキックを選択し、それによりミランの前線からのプレッシングという対抗手段を奪います。
ミランは(ショート)カウンターからのチャンス創出数がリーグトップクラスであり、トランジションを大きな武器にしているだけに、このようなトリノの攻めは被カウンターのリスク軽減という面でも有効だったように思われました。
しかも、それでいてこのロングボール攻勢が見事に奏功し、トリノは2点を奪うことに成功します。
1点目はセットプレー。ロングボール攻勢とこぼれ球への素早い反応を組み合わせて敵陣深い位置にボールを持っていくと、カルルがたまらずファール。そのFKをエリア内にてフリーで待ち構えたジジが合わせてモノにするという流れです。
ミランのセットプレー(ゴール前のクロス対応)に脆さが見られたのは以前からですが、タタルシャヌがゴールマウスを守るようになってから輪をかけて酷くなったような気がします。あくまで憶測に過ぎませんが、味方選手へのコーチング能力(声かけ)などもメニャンとタタルシャヌとでは差があるのかもしれません。
さて、トリノの2点目も再びロングボールが起点です。今度はこぼれ球から最終的にミランチュクへとボールが渡り、エリア内へ侵入してシュート。ファーサイドへとボールが突き刺さり、貴重な追加点となります。
このミランチュクへの対応というのも問題でした。
トリノが左サイドからの攻め込みを重視し、対するミランが同サイドを人数かけて固める中、右サイド側を主戦場とする彼へのマークは緩みがちになります。そのため、フリーのミランチュクにボールが渡る(渡りかける)というシーンは一度ならず見られた、と。

――シーン3:トリノが左サイドでボールを回しながら、バックパスで作り直しを図る。ここでミランチュクは中央でフリーとなっており、そのまま縦パスを引き出した
2失点目のシーンも、ロングボールのこぼれ球に反応したミランチュクに対し、誰も明確なマークにつけなかったことが失点の原因となっています。

――シーン4:ガッビアとペッレグリがロングボールに競り合う際(赤)、その手前に侵入するミランチュク。こぼれ球に対し、ポベガよりも有利な位置を取っている

――その後の場面。ロングボールのこぼれ球をヴラシッチが拾い、その落としをミランチュクが受けてエリア内に侵入。2点目に繋がった
このようにして35分、37分と立て続けに効率良く2点を奪ったトリノが、ここ数年勝てていなかったミランを破りました。
トリノ2-1ミラン
雑感
選手の身体的・精神的コンディション、及びチーム戦術のいずれもが要求レベルを下回り、必然的な敗戦を喫したミラン。
これほど酷い試合は久しぶりという印象ですし(チェルシー戦なども全く結果は出ませんでしたが、ここまで腑抜けた感じはしなかった)、ここまでいくとあまり悔しさも湧いてこないですね。
不振の原因はいくつか考えられます。まず、連戦に次ぐ連戦で主力選手がコンディションを落とし、かつチームとしてはトリノ対策を準備するのに十分な時間を持てなかったというのが一つ。
また、数日後の大一番・CLザルツブルク戦に早くも意識が向いていた選手が少なくなかったようにも見受けられました。
例えばレオン。彼は序盤の「決定機2つ外し」に始まり、普段なら強引にでも行うドリブルを選択せずに消極的なプレーを連発。フリーでボールを持つトモリに数メートルの距離まで近づき、トモリに怒鳴られる前半終盤のシーンなどに見られるように、集中力の欠如が明らかに感じられました。
またピオリ監督がハーフタイムに、それもビハインドの状況でレオンを下げるというのは滅多にないことで、現場から見ても全く良くないという評価だったのでしょう(レオンは前半のプレーがダメでも後半に持ち直すことがままありますが、今日は後半の復調も無いと判断されたが故の交代だったはず)。
もちろん、彼だけでなく多くの選手が精彩を欠きました。そんな有様で上り調子のトリノを相手にすればどうなるか…。
枠内シュート「1本」という結果が示す通り、勝利は望むべくもありませんでしたね。
さて。この敗戦を慰められるものがあるとすれば、それは「CLグループリーグ突破」をおいて他にありません。
この時期のリーグ戦の1敗はまだまだ取り返しがききますが、今度のザルツブルク戦は正に大一番。絶対に負けられない試合であり、今季のターニングポイントになり得ます。
選手・コーチ陣には早急に気持ちを切り替えてもらい、次こそは出来る限り万全の状態で試合に臨んでもらいたいですね。
Forza Milan!
最後まで読んでいただきありがとうございました。