C・ロナウドとミランに関する報道について

現在、所属先のマンチェスター・ユナイテッドで複雑な立場に置かれているクリスティアーノ・ロナウド。
以下のソースによるとロナウドは1月の退団を熱望しており、彼の代理人であるメンデスは必死になって他クラブへ取引話を持ちかけているとのことです。

そして、その移籍先候補の1つとしてミランの名前が挙げられています。

メンデスはミランやインテルの他に、最近ではローマ、ナポリ、アーセナル、チェルシー、ニューカッスルにも接触している――Defensa Central

当該ソースの信憑性はかなり疑わしいとはいえ、内容自体は荒唐無稽と言い難いものがあります。

特にミランの場合、今夏の移籍市場終盤に浮上した「ラファエル・レオンのチェルシー移籍の噂」に関連し、ロナウド獲得の可能性について有力ソースから報じられていました。

メンデスには自身の顧客であるレオンをチェルシーに移籍させ、その後釜としてロナウドをミランに移籍させる計画があった。しかし、ミランは移籍市場閉幕間近にレオンを失うことを望まず、また後釜としてロナウドを迎え入れるという彼のプランも一顧だにしなかった――Di Marzio



両者の報道には連続性が感じられますし、メンデスが再びミランにこの取引話を持ちかけるようになっても不思議ではありませんね。
ただし、これまた両者に共通するように、いずれもあくまでメンデス(選手側)からのアプローチというだけであって、ミラン側からは特に関心を示していないという話です。


ロナウドがサッカー史に名を刻むスーパーレジェンド選手であるというのは衆目の一致するところだと思いますが、彼の現状のパフォーマンスをシビアに捉えればミランの求めるタイプではなく、また年俸も破格。
かつてのベルルスコーニ会長時代であればあり得た取引も、財政面の安定を重視する現在のミランが応じる可能性は限りなく低いでしょうね。

それでは今回はこの辺で。

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