ジョナサン・デイビッド、ビッグクラブへの移籍願望を明かす

前シーズン辺りから、ミランが強い関心を示していると報じられるリール所属のジョナサン・デイビッド。

その彼が『Sky Sports News』のインタビューにて、ビッグクラブへの移籍願望を明かしました。

かつての僕はいつもテレビでヨーロッパサッカーを観ていて、ヨーロッパでプレーすることが僕の目標だったんだ。次の目標はこのまま成長を続けながら、より大きな野心を持ってビッグクラブに挑むことだ。どんな選手でも自分のキャリアにおいて巨大なクラブでプレーしたいと思うものだし、チャンスがあるなら僕も間違いなくそれを目指す。偉大なクラブへステップアップする準備はできたと感じているよ――calciomercato.com

今季のデイビッドはリーグ戦12試合に出場して9ゴール3アシストを記録しています。

昨季後半戦は疲労により調子を崩したようですが、今オフシーズンを挟んで復調すると同時に更なる成長を遂げたとのこと。前シーズンのリーグ戦ゴール数は15得点、前々シーズンは13得点でしたので、今シーズンは過去の記録を大きく上回るペースでゴールを積み重ねていることが分かります。

そんなデイビッドがビッグクラブへの移籍願望を明かしたことで、今後彼の獲得競争は激しさを増すことが濃厚です。最近はマンチェスター・ユナイテッドやアーセナル等が興味を示していると報じられていますが、ここからの更なる活躍、中でも来たるW杯でのパフォーマンス次第では超人気銘柄となる可能性もありますね。


ミランとしては、大ベテランのイブラやジルーの跡を継げるような偉大なポテンシャルを秘めた選手を探しており、その獲得には相応の投資が求められることも理解しているはずです。一部報道によれば、チームの次期エースストライカー候補には4000万ユーロ近くを投資する考えがあるとも伝えられています。

ただし現在のデイビッドの市場価値は「4500万ユーロ」(『tranfermarkt』)と推定されており、これからの活躍で更に高騰しそうな気配もあるため、彼の獲得はあまり現実的でないというのが実情でしょう。

「他の有力獲得候補(チェルシーのブロヤなど)への関心を強めつつ、デイビッドの動向も引き続き注視してワンチャンスを窺う」というのが、ストライカー補強に関する今後のミランフロントの大まかな動きである気がします。


それでは今回はこの辺で。

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