獲得勝ち点から考える、王者ミランの「10試合」
10試合を消化した今シーズンのセリエA。
ミランのリーグ戦成績はここまで7勝2分1敗。勝ち点23を獲得し、順位は3位となっています。
ミランのリーグ戦成績はここまで7勝2分1敗。勝ち点23を獲得し、順位は3位となっています。
セリエA王者として迎えた今シーズン。現在の成績に対する評価は人によって多少なり異なるでしょうが、過去の「王者ミラン」と比較すると現状をポジティブに捉えることが可能です。
セリエAが3ポイント制となった94-95シーズン以降、ミランは王者として5度シーズンを迎えており、その中で「リーグ10節を終えた時点で獲得した勝ち点」が最も多いのは今シーズン(22―23)となっています。
優勝による充足感が次なる勝利に向けてネガティブに作用しかねなかったり、他クラブから徹底マークされたりと、優勝チームの翌シーズンというのは普段とは異なる独特の難しさがあると考えられます。
それに加え、今季はW杯がシーズン中にある影響で序盤から超過密日程となり、例年以上に疲労や怪我のリスクを抱えながら戦わざるを得ない状況です。
そんな状況において、上記の通り優勝した次のシーズンの中だと過去最高のチーム成績を収めているということで、上々の出だしといえるのではないでしょうか。
ちなみに、過去2シーズンの同時期は更に優れた成績を残していました。
20-21シーズンは8勝2分、21-22シーズンに至っては9勝1分と無敗で乗り切っており、最終成績は前者が2位、後者が1位です
それらと比較すると今季は少し成績を落としてしまいましたが、それでも以前に比べてしっかりと勝ち点を積めていることは先述した通り。
近年の好成績はこの好調な滑り出しが一因であるといえますし、その意味で今季も期待が高まりますね。
さて。セリエAはW杯によるリーグ中断まで残り5試合を残しています。
また、その間のミランの対戦相手はモンツァ、トリノ、スペツィア、クレモネーゼ、フィオレンティーナと比較的与しやすい試合が多く、出来る限り勝ち点3を積み上げていくべき時期です。
一方で過去2シーズンの傾向ですと、おおよそ11節辺りからポツポツとリーグ戦で勝ち点を取りこぼし始めています。そこで、その点を今季は改善できたら最高ですね。
同時期には極めて重要なCLの2戦もあるため、ターンオーバーの実施等で一筋縄ではないかない試合もあるでしょうが、持ち前のチームワークで乗り切って欲しいと思います。
それでは今回はこの辺で。
セリエAが3ポイント制となった94-95シーズン以降、ミランは王者として5度シーズンを迎えており、その中で「リーグ10節を終えた時点で獲得した勝ち点」が最も多いのは今シーズン(22―23)となっています。
96/97: 15ポイント
99/00: 17ポイント
04/05: 21ポイント
11/12: 20ポイント
22/23: 23ポイント
優勝による充足感が次なる勝利に向けてネガティブに作用しかねなかったり、他クラブから徹底マークされたりと、優勝チームの翌シーズンというのは普段とは異なる独特の難しさがあると考えられます。
それに加え、今季はW杯がシーズン中にある影響で序盤から超過密日程となり、例年以上に疲労や怪我のリスクを抱えながら戦わざるを得ない状況です。
そんな状況において、上記の通り優勝した次のシーズンの中だと過去最高のチーム成績を収めているということで、上々の出だしといえるのではないでしょうか。
ちなみに、過去2シーズンの同時期は更に優れた成績を残していました。
20-21シーズンは8勝2分、21-22シーズンに至っては9勝1分と無敗で乗り切っており、最終成績は前者が2位、後者が1位です
それらと比較すると今季は少し成績を落としてしまいましたが、それでも以前に比べてしっかりと勝ち点を積めていることは先述した通り。
近年の好成績はこの好調な滑り出しが一因であるといえますし、その意味で今季も期待が高まりますね。
さて。セリエAはW杯によるリーグ中断まで残り5試合を残しています。
また、その間のミランの対戦相手はモンツァ、トリノ、スペツィア、クレモネーゼ、フィオレンティーナと比較的与しやすい試合が多く、出来る限り勝ち点3を積み上げていくべき時期です。
一方で過去2シーズンの傾向ですと、おおよそ11節辺りからポツポツとリーグ戦で勝ち点を取りこぼし始めています。そこで、その点を今季は改善できたら最高ですね。
同時期には極めて重要なCLの2戦もあるため、ターンオーバーの実施等で一筋縄ではないかない試合もあるでしょうが、持ち前のチームワークで乗り切って欲しいと思います。
それでは今回はこの辺で。