ザグレブ戦までに復帰が期待される4選手について
戦列復帰予定の選手たち
現在、戦線離脱を余儀なくされているミランの8選手。
その内の4選手――メシアス、ケアー、メニャン、デ・ケテラーレ――の復帰が近いとのことです。
まず、メシアスが今週末のヴェローナ戦で復帰予定(『Di Marzio』)。現在はブラヒムが右サイドを務めていますが、層の薄い当該ポジションにメシアスが帰ってくる影響は小さくありません。
W杯による中断まで残り8試合、サレマが不在なだけにメシアスに懸かる責任は大きくなりますね。
残りの3選手はヴェローナ戦の次に行われるモンツァ戦(日本時間10/23)で復帰予定です(『Sky』)
メニャンは筋肉系の負傷が治ったようで、チーム練習復帰を間近に控えているとのこと(『Tuttosport』)。
またデ・ケテラーレ、ケアーもそれぞれ筋肉疲労、ハムストリングの負傷からの復帰が期待されています。
さて。ミランにとって目下、特に重要となる試合が10月26日に行われるCLのザグレブ戦です。
チェルシーとの2連戦に敗れたことにより、グループリーグで劣勢を強いられることになったミランは現在3位に位置しています。
混戦のため、幸いにも残りの2戦に連勝できれば自力突破が可能な状況ではありますが、逆に言うとどちらか一戦でも落とせばそれが致命傷になり得ます。
そんなわけで必勝態勢で臨みたいザグレブ戦。その一戦を前に先述した彼らが復帰予定だというのは嬉しい報せですね。
中でもザグレブ戦はケアーの出場有無、及びパフォーマンスが重要な鍵を握ります。
トモリが先日のチェルシー戦で退場したことで、ザグレブ戦は出場停止。そしてティアウはCLメンバーリストに入っておらず、カルルも右SBとして出場を続けているため、現状だとザグレブ戦で純粋にCB計算できるのはガッビアのみです。
このCB問題にはピオリ監督も頭を悩ませているようで、チェルシー戦後には以下のようにコメントしています。
また、ケアーが復帰できたとしてもコンディション的な懸念が存在します。
例えばモンツァ戦でケアーが先発復帰を果たしたとして、その数日後に行われるザグレブ戦に連続で先発させることは可能なのかどうか(再離脱のリスクが高まるのではないか)。
それに、仮にモンツァ戦で温存してザグレブ戦に先発させるとしても、相方になるであろうガッビアとはコンビとしての実戦経験に乏しく、その連動性には疑問の余地があります。
返す返すもトモリの退場が悔やまれるわけですが…とにかくピオリ監督にはザグレブ戦までのリーグ2試合で結果を残しつつ、来るザグレブ戦に出来る限り万全のメンバーで臨めるよう繊細なマネージメントが求められますね。
そして、その実現には起用可能な選手が一人でも多いことが肝要です。メシアス、ケアー、メニャン、デ・ケテラーレの復帰はもちろん、願わくは更なる負傷者を出すことなく大一番を迎えて欲しいと思います。
それでは今回はこの辺で。
W杯による中断まで残り8試合、サレマが不在なだけにメシアスに懸かる責任は大きくなりますね。
残りの3選手はヴェローナ戦の次に行われるモンツァ戦(日本時間10/23)で復帰予定です(『Sky』)
📰 #SkySport: #Maignan, #Kjær and #DeKetelaere will be available for Milan when they play Monza on 22 October. pic.twitter.com/wXKxK02Wvx
— Milan Posts 🏆🇮🇹 (@MilanPosts) October 12, 2022
メニャンは筋肉系の負傷が治ったようで、チーム練習復帰を間近に控えているとのこと(『Tuttosport』)。
またデ・ケテラーレ、ケアーもそれぞれ筋肉疲労、ハムストリングの負傷からの復帰が期待されています。
ザグレブとの決戦
さて。ミランにとって目下、特に重要となる試合が10月26日に行われるCLのザグレブ戦です。
チェルシーとの2連戦に敗れたことにより、グループリーグで劣勢を強いられることになったミランは現在3位に位置しています。
1位:チェルシー 勝ち点7
2位:ザルツブルク 勝ち点6
3位:ミラン 勝ち点4
4位:ザグレブ 勝ち点4
混戦のため、幸いにも残りの2戦に連勝できれば自力突破が可能な状況ではありますが、逆に言うとどちらか一戦でも落とせばそれが致命傷になり得ます。
そんなわけで必勝態勢で臨みたいザグレブ戦。その一戦を前に先述した彼らが復帰予定だというのは嬉しい報せですね。
中でもザグレブ戦はケアーの出場有無、及びパフォーマンスが重要な鍵を握ります。
トモリが先日のチェルシー戦で退場したことで、ザグレブ戦は出場停止。そしてティアウはCLメンバーリストに入っておらず、カルルも右SBとして出場を続けているため、現状だとザグレブ戦で純粋にCB計算できるのはガッビアのみです。
このCB問題にはピオリ監督も頭を悩ませているようで、チェルシー戦後には以下のようにコメントしています。
ケアーの回復が必要だ。(次のザグレブ戦まで)まだ2週間ある。それが叶わないならカルルを中央(CB)に移動させるだろう
また、ケアーが復帰できたとしてもコンディション的な懸念が存在します。
例えばモンツァ戦でケアーが先発復帰を果たしたとして、その数日後に行われるザグレブ戦に連続で先発させることは可能なのかどうか(再離脱のリスクが高まるのではないか)。
それに、仮にモンツァ戦で温存してザグレブ戦に先発させるとしても、相方になるであろうガッビアとはコンビとしての実戦経験に乏しく、その連動性には疑問の余地があります。
返す返すもトモリの退場が悔やまれるわけですが…とにかくピオリ監督にはザグレブ戦までのリーグ2試合で結果を残しつつ、来るザグレブ戦に出来る限り万全のメンバーで臨めるよう繊細なマネージメントが求められますね。
そして、その実現には起用可能な選手が一人でも多いことが肝要です。メシアス、ケアー、メニャン、デ・ケテラーレの復帰はもちろん、願わくは更なる負傷者を出すことなく大一番を迎えて欲しいと思います。
それでは今回はこの辺で。