ミランと10月の過密日程について【2022-23シーズン】
数日間のオフを終え、本日ミラネッロに再集合したミランの選手たち。
週末のリーグ戦再開へ向けての準備が始まります。
ここで改めて、来る10月のミランの試合日程を確認しておきましょう。
1カ月間にリーグ戦5試合、CL3試合(赤文字)の計8試合という超過密スケジュールです。このペースが11月中旬まで続き、その後はW杯による中断を経て1月の後半戦という流れとなります。
この10月の注目は何といってもCLの試合です。9月に行われた2試合と合わせて早くもグループリーグの5試合を消化することになるため、今月でGL順位の大勢が決まります。
その意味でも、チェルシー(アウェー)、ユベントス、チェルシー(ホーム)と続く序盤の3連戦がミランにとって最大のポイントになることは間違いないでしょう。
チェルシー、ユベントス共に今季ここまでは望み通りの結果が得られていないものの、だからこそ挽回を期して高い集中力で試合に臨んでくることが予想されます。
昨季のミランはユベントスに勝てませんでしたし(2引き分け)、今季こそは勝利を収めたいところ。またチェルシーに対しても2連勝は難しいでしょうが、相手に勝ち点3を与えぬように立ち回り、1勝1分で乗り切れればかなり理想的といえそうです。
一方、10月の後半戦は比較的戦いやすい相手が並んでいる印象があります。もちろん油断は禁物ですが、ここで抜かりなく勝ち点を積むことが肝要ですね。
10月以降の過密日程を好成績で乗り切るにはターンオーバーが必須であり、そのためにも多くの選手たちが起用可能な状態にあることが前提となります。
しかしこの点について、ミランはシーズン序盤から怪我人に悩まされており、此度の代表ウィーク期間中にも負傷者が続出。彼らの状態が懸念されるところです。
それでは各メディアが報じる当該負傷者たちの状況について、以下に見ていきましょう
まずはカラブリア。代表ウィーク直前のナポリ戦で屈筋に問題を抱え、途中交代を余儀なくされた彼でしたが、現在は既に回復しているとのこと。エンポリ戦の出場も有力視されています(『Milannews』)
続いて、代表ウィーク中に問題が発生した選手たちの状況についてです。
トナーリは筋肉系の問題でイタリア代表から離脱したものの大事には至らず。エンポリ戦では温存される可能性もあるとのことですが、いずれにせよチェルシー、ユーベとの3連戦には問題なく出場できそうです(『GdS』)
一方、テオとメニャンは一定期間の離脱を余儀なくされるとのこと。
メニャンは全治1カ月と見込まれており、予定通りであれば10月下旬のザグレブ戦が復帰試合となるはずですが…。その前のヴェローナ戦、もしくはモンツァ戦に向けて準備を進めているなんて話もありますね(『Milannews』)。
とにもかくにも、チェルシー、ユーベとの3連戦を含む数試合はタタルシャヌがゴールマウスを守ることになります。彼が来月のキープレーヤーの1人になることは間違いないでしょう。
テオはエンポリ戦、チェルシー戦(アウェー)の2試合の欠場はほぼ確実とされていますが、ユベントス戦での復帰はあり得るようです(『calciomercato』)。何にせよメニャンよりも早期復帰できそうな期待はありますね。
テオの不在をカバーする方法としては「バロ・トゥーレをそのまま本職で起用する」、「デストを左サイドに回す」「カラブリアを左サイドに回す」という3つの可能性が浮上していますが、このタイミングでバロ・トゥーレを起用しないなら何のために今夏残留させたのかと疑問を呈したくなります。リスク承知で、ここはバロに賭けるしかないのではないでしょうか。
最後に、今シーズンまともにプレーできていないレビッチ・オリギコンビについて。
それぞれヘルニアによる背中の痛み、腱の炎症に苦しみ離脱が続いていますが、どうやら治療は順調に進んでいるそうです(『Milannews』)。
復帰時期は明確になっていませんが、どちらかというとレビッチの方が復帰は近そうな印象を受けますね。
彼らストライカーが2人揃って離脱した影響でジルーが全く休めない状況に陥っていますし、さしものジルーでも10月の過密日程を1人でこなすのは無理でしょう。
彼らの一刻も早い負傷の完治と実戦復帰を願いたいです。
それでは今回はこの辺で。
週末のリーグ戦再開へ向けての準備が始まります。
10月の日程
ここで改めて、来る10月のミランの試合日程を確認しておきましょう。
10/02 エンポリ(A)
10/06 チェルシー(A)
10/09 ユベントス(H)
10/12 チェルシー(H)
10/17 ヴェローナ(A)
10/23 モンツァ(H)
10/26 ザグレブ(A)
10/31 トリノ(A)
1カ月間にリーグ戦5試合、CL3試合(赤文字)の計8試合という超過密スケジュールです。このペースが11月中旬まで続き、その後はW杯による中断を経て1月の後半戦という流れとなります。
この10月の注目は何といってもCLの試合です。9月に行われた2試合と合わせて早くもグループリーグの5試合を消化することになるため、今月でGL順位の大勢が決まります。
その意味でも、チェルシー(アウェー)、ユベントス、チェルシー(ホーム)と続く序盤の3連戦がミランにとって最大のポイントになることは間違いないでしょう。
チェルシー、ユベントス共に今季ここまでは望み通りの結果が得られていないものの、だからこそ挽回を期して高い集中力で試合に臨んでくることが予想されます。
昨季のミランはユベントスに勝てませんでしたし(2引き分け)、今季こそは勝利を収めたいところ。またチェルシーに対しても2連勝は難しいでしょうが、相手に勝ち点3を与えぬように立ち回り、1勝1分で乗り切れればかなり理想的といえそうです。
一方、10月の後半戦は比較的戦いやすい相手が並んでいる印象があります。もちろん油断は禁物ですが、ここで抜かりなく勝ち点を積むことが肝要ですね。
怪我人の状況
10月以降の過密日程を好成績で乗り切るにはターンオーバーが必須であり、そのためにも多くの選手たちが起用可能な状態にあることが前提となります。
しかしこの点について、ミランはシーズン序盤から怪我人に悩まされており、此度の代表ウィーク期間中にも負傷者が続出。彼らの状態が懸念されるところです。
それでは各メディアが報じる当該負傷者たちの状況について、以下に見ていきましょう
カラブリア
まずはカラブリア。代表ウィーク直前のナポリ戦で屈筋に問題を抱え、途中交代を余儀なくされた彼でしたが、現在は既に回復しているとのこと。エンポリ戦の出場も有力視されています(『Milannews』)
トナーリ、テオ、メニャン
続いて、代表ウィーク中に問題が発生した選手たちの状況についてです。
トナーリは筋肉系の問題でイタリア代表から離脱したものの大事には至らず。エンポリ戦では温存される可能性もあるとのことですが、いずれにせよチェルシー、ユーベとの3連戦には問題なく出場できそうです(『GdS』)
一方、テオとメニャンは一定期間の離脱を余儀なくされるとのこと。
メニャンは全治1カ月と見込まれており、予定通りであれば10月下旬のザグレブ戦が復帰試合となるはずですが…。その前のヴェローナ戦、もしくはモンツァ戦に向けて準備を進めているなんて話もありますね(『Milannews』)。
とにもかくにも、チェルシー、ユーベとの3連戦を含む数試合はタタルシャヌがゴールマウスを守ることになります。彼が来月のキープレーヤーの1人になることは間違いないでしょう。
テオはエンポリ戦、チェルシー戦(アウェー)の2試合の欠場はほぼ確実とされていますが、ユベントス戦での復帰はあり得るようです(『calciomercato』)。何にせよメニャンよりも早期復帰できそうな期待はありますね。
テオの不在をカバーする方法としては「バロ・トゥーレをそのまま本職で起用する」、「デストを左サイドに回す」「カラブリアを左サイドに回す」という3つの可能性が浮上していますが、このタイミングでバロ・トゥーレを起用しないなら何のために今夏残留させたのかと疑問を呈したくなります。リスク承知で、ここはバロに賭けるしかないのではないでしょうか。
レビッチ、オリギ
最後に、今シーズンまともにプレーできていないレビッチ・オリギコンビについて。
それぞれヘルニアによる背中の痛み、腱の炎症に苦しみ離脱が続いていますが、どうやら治療は順調に進んでいるそうです(『Milannews』)。
復帰時期は明確になっていませんが、どちらかというとレビッチの方が復帰は近そうな印象を受けますね。
彼らストライカーが2人揃って離脱した影響でジルーが全く休めない状況に陥っていますし、さしものジルーでも10月の過密日程を1人でこなすのは無理でしょう。
彼らの一刻も早い負傷の完治と実戦復帰を願いたいです。
それでは今回はこの辺で。