ミラン、グスタフ・イサクセンに興味を示す?
『Di Marzio』によると、ミランがミッティラン所属のグスタフ・イサクセンに興味を示しているとのことです。
ミッティラン所属というと、今夏の移籍市場ではオニェディカがミランの新ボランチ候補としてホットな名前だったわけですが、移籍金額面で両チームが合意できずに交渉決裂。そこで、最終的にミランはヴォルフスブルクのヴランクスを獲得したというエピソードがありますね。
一方、今回話題に上がったイサクセンは主戦場こそ右サイドながら、左サイドや中央でも起用されるマルチアタッカーのようです。

――21-22シーズンにおけるイサクセンの主な起用ポジション(『transfermarkt』)
昨シーズンは公式戦46試合に出場して8得点7アシストを記録し、今季はここまで15試合で5得点1アシストをマークする活躍を披露。また、先日のELではラツィオ相手に1得点2PK奪取の大仕事をやってのけ、5-1の大勝劇に貢献しています。
(ハイライト動画)
ラツィオの守備が緩慢だった側面はあれど、ドリブルやワンツーで積極的に縦に仕掛けるイサクセンの姿勢(パーソナリティー)や、それを可能にするキレとテクニックは好印象でした。中でも2つのPK奪取に繋がった「縦への持ち込み方」は彼の得意パターンなのかもしれません(※未見の方は上掲のハイライト動画:①53秒~、②1分22秒~の2つのシーンを観てみてください)
そんなイサクセンは現在21歳と若く、年齢的にもミランの求めるプロフィールとも合致します。そして上記の彼の特徴・プレースタイルやチームの補強ポイントなども考慮すると、これから獲得に本腰を入れ始めても不思議ではないでしょうね。
しかしながら、既に国際的な評価も手に入れ始めているイサクセン獲得は決して一筋縄ではいかないでしょう。
まずは競合クラブについて、イサクセンにはミランの他にもフィオレンティーナやプレミアリーグのクラブが興味を示しているとのことです。また、移籍金についてもミッティランのSDであるグラバーセン氏が以下のように発言し、イサクセンを狙うクラブを牽制しています。
今回のラツィオ戦のような活躍が続いた場合、イサクセンの市場価値や競合クラブの数は更に増えることになるはずです。そうなると、必然的に獲得難易度もどんどん高まってしまう、と。
一方、イサクセン本人はイタリアに好印象を抱いているようで、以下のように移籍に前向きなコメントを残しています。
何にせよミランがリストアップしている数多くの獲得候補の1人であることは確かでしょうし、次の移籍市場を賑わせてくれるかもしれません。
覚えておきたい名前ですね。
それでは今回はこの辺で。
📰 @DiMarzio: #Milan interested in #Midtjylland player Gustav #Isaksen. The player is followed by many European clubs and #Fiorentina had made an offer which was rejected. pic.twitter.com/NzXddMKiZE
— Milan Posts 🏆🇮🇹 (@MilanPosts) September 16, 2022
ミッティラン所属というと、今夏の移籍市場ではオニェディカがミランの新ボランチ候補としてホットな名前だったわけですが、移籍金額面で両チームが合意できずに交渉決裂。そこで、最終的にミランはヴォルフスブルクのヴランクスを獲得したというエピソードがありますね。
イサクセンの基本情報
一方、今回話題に上がったイサクセンは主戦場こそ右サイドながら、左サイドや中央でも起用されるマルチアタッカーのようです。

――21-22シーズンにおけるイサクセンの主な起用ポジション(『transfermarkt』)
昨シーズンは公式戦46試合に出場して8得点7アシストを記録し、今季はここまで15試合で5得点1アシストをマークする活躍を披露。また、先日のELではラツィオ相手に1得点2PK奪取の大仕事をやってのけ、5-1の大勝劇に貢献しています。
(ハイライト動画)
ラツィオの守備が緩慢だった側面はあれど、ドリブルやワンツーで積極的に縦に仕掛けるイサクセンの姿勢(パーソナリティー)や、それを可能にするキレとテクニックは好印象でした。中でも2つのPK奪取に繋がった「縦への持ち込み方」は彼の得意パターンなのかもしれません(※未見の方は上掲のハイライト動画:①53秒~、②1分22秒~の2つのシーンを観てみてください)
そんなイサクセンは現在21歳と若く、年齢的にもミランの求めるプロフィールとも合致します。そして上記の彼の特徴・プレースタイルやチームの補強ポイントなども考慮すると、これから獲得に本腰を入れ始めても不思議ではないでしょうね。
2つのコメント
しかしながら、既に国際的な評価も手に入れ始めているイサクセン獲得は決して一筋縄ではいかないでしょう。
まずは競合クラブについて、イサクセンにはミランの他にもフィオレンティーナやプレミアリーグのクラブが興味を示しているとのことです。また、移籍金についてもミッティランのSDであるグラバーセン氏が以下のように発言し、イサクセンを狙うクラブを牽制しています。
前回の移籍市場の終盤、プレミアリーグのクラブから1500万ユーロのオファーが届いたが断ったよ。何故ならイサクセンの価値はもっと高いからだ
今回のラツィオ戦のような活躍が続いた場合、イサクセンの市場価値や競合クラブの数は更に増えることになるはずです。そうなると、必然的に獲得難易度もどんどん高まってしまう、と。
一方、イサクセン本人はイタリアに好印象を抱いているようで、以下のように移籍に前向きなコメントを残しています。
ユースチームの関係で、イタリアでは過去に3回トーナメントを経験したことがあるんだ。イタリアの気候や料理がとても気に入っていて、料理は特にラビオリが好きだ。それに、リーグの特徴も僕に合っていると思う。もし自分が移籍を選択できるのあれば、迷うことは無いだろうね
何にせよミランがリストアップしている数多くの獲得候補の1人であることは確かでしょうし、次の移籍市場を賑わせてくれるかもしれません。
覚えておきたい名前ですね。
それでは今回はこの辺で。