【22-23】アタランタ戦プレビュー

アタランタ戦
今回は、日本時間で明日の3時45分に行われるアタランタ戦のマッチレビューを行いたいと思います。

予想スタメン

システム;4-2-3-1

GK;メニャン

DF;カラブリア、カルル、トモリ、テオ

MF;ベナセル、トナーリ

MF;メシアス(サレマ)、ブラヒム、レオン

FW;レビッチ
まずは起用可能な選手の確認ですが、前節欠場を余儀なくされたトナーリが戦列復帰を果たすようです。
一方、そのトナーリに代わって前節先発したクルニッチが筋肉系の負傷により離脱。全治は1カ月ほどと見られています。

例年であれば9月最初の代表ウィーク期間中を治療にあてられたのですが、今年は変則シーズンという事で9月初めからぎっしりと日程が詰まっています。そのため、1カ月の離脱でも凡そ8試合(CLを含む)を欠場する見込みだとか…。中盤補強の必要性が高まりましたね。

話を戻して。クルニッチ(とイブラ)以外は起用可能という事で、スタメンは前節のメンバーがベースとなるようです。唯一、右サイドがサレマ先発の可能性も取りざたされておりますが、順当にいけばメシアスかなぁと。ただ、チームの流動性を高めたいのであればサレマ抜擢の可能性も考えられますね。


アタランタの直近戦績

親善:コモ      4-0○
親善:ニューカッスル 1-0●
親善:バレンシア   2-1●
1節:サンプドリア  0-2○

4戦 2勝2敗 7得点3失点



昨季は期待を下回るシーズンを過ごしたアタランタですが、今季は開幕戦に勝利。ただし開幕戦ではサンプドリアの得点が取り消されるなどの物議をかもしたシーンもあり、現状の真のチーム力はこのミラン戦で判明するとの見解もあります。


注目データ

まずは両チームの直接対決の結果について。直近のミランはアタランタに対して3連勝中と素晴らしい結果を残していますが、それ以前は11戦で1勝6分4敗と極めて相性の悪い相手でした。
そして、この試合にミランが勝利すれば1993-96年以来となるアタランタ戦4連勝となるそうです。既に苦手意識は払拭されたとはいえ、勝てる時には徹底的に勝っておいて決して損はありませんね。

続いて選手個人のデータに注目しますと、相手エースのドゥバン・サパタが直近のリーグ13試合で1ゴールしか決められておらず、これはアタランタ加入直後以来となる最悪の得点ペースだとか。
ただしミランとしては彼をしっかりと封じ込めることが大事になるのは言うまでもありませんし、いつもと変わらず集中して対応してもらいたいですね。


試合展望

最後に、軽く試合展望を行おうと思います。

前節のウディネーゼ戦では早々に失点したこともあり、引いて構えるウディネーゼに対しミランがポジショナルな攻撃を仕掛けるという構図がメインとなりました。一方、今回のアタランタは前線からマンツーマン気味にアグレッシブな守備を仕掛けてくることが予想され、前節とは異なる攻防がメインになるはずです。

そこで、ミランとしては得意とする流動的なポジションチェンジ(CBサイドに開く、SBが内に絞る、CFが中盤まで下がる等)によってスペースやフリーの味方を作り出し、ボールを前進させていくという形を多用していくことになると思います。
具体的には、テオレオンがボールを持ち、相手マークを剥がして一気に速攻を仕掛けるという流れはこれまでのアタランタ戦でも見られたようにキーアクションになるでしょうね。その意味で、前節は右サイド重視の攻撃が目立ったミランですが、逆に今節は左サイドのパフォーマンスがとても重要になる気がします。



そしてもう1人、ブラヒムのパフォーマンスがどうなるかというのも注目でしょう。
これまでブラヒムは、インテンシティの高い守備を持つチームが相手だとスタメンから外される傾向が強かっただけに、このアタランタ戦は彼の真価が問われる一戦となるかもしれませんね。


それでは今回はこの辺で。

1Comments

マツモト

クルニッチ

8試合いないのはは痛いお守りみたいな選手だからトナーリ無理して怪我再発につながらないと良いけど、ポベガも怪我❓アドリボランチでの出番もあるか。
モリバ、ケイタ、オニェディカ、オナナ、ヴランクスと名前が出ている中では私的にモリバはちょっと無しでヴランクスが見てみたいですけど。

  • 2022/08/21 (Sun) 21:30
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