ミラン、デ・ケテラーレ獲得交渉の最終局面に突入か【ショートニュース】

デ・ケテラーレ
今夏のメルカートにおけるミランのトップターゲットといっても過言ではないシャルル・デ・ケテラーレ。
当ブログでも2週間ほど前にデ・ケテラーレの移籍報道について言及し、その時までの情報を整理しました。



それから2週間が経った今、ケテラーレ獲得に向けた交渉の最終局面を迎えようとしているのかもしれません。

本日マルディーニとマッサーラはベルギーに行き、ブルッヘに直接3200万ユーロの最終オファーを出す。一方、相手クラブ側の希望が3500万ユーロのままであるため、取引を完了させるにはどちらかの譲歩が必要となるだろう――GdS




――ベルギーに向かうマルディーニとマッサーラ


ミランの提示額、及びクラブ・ブルッヘの要求額には報道によりバラつきがありますが、少なくともミラン側が「3000万ユーロ」前後の金額にボーナスを付けたオファーを出すことは確かのようです。後はその「最終オファー」とやらをブルッヘ側が受け入れてくれるかどうかに懸かっています。
無事に合意に至った場合、そのオファーの詳しい内容は追って報じられるでしょう。一部報道では再販条項(※ミランが後にケテラーレを売却した場合、それにより得た利益の何パーセントかをブルッヘに渡す契約)を付けることで、ブルッヘ側の要求額を引き下げるなんて話もありましたが果たしてどうなるか…。

一方、ミランはデ・ケテラーレ側と個人合意に達していることは既に報じられており、その内容は「年俸250万ユーロの5年契約」とのことです。妥当なところでしょう。
そしてケテラーレの希望はあくまでミラン移籍であり、複数のプレミアクラブからの誘いを拒否しているという話もよく見る内容です。
こうした「選手の意思」というのがこの膠着状態を打開する可能性は考えられますし、ブルッヘ側の譲歩を引き出す切り札になるやもしれませんね。



最後に。ケテラーレの交渉はここからの数日間が勝負とされ、仮に交渉が決裂した場合には別のターゲットに移るとも報じられています。

デ・ケテラーレの獲得交渉にしても、ミランは「オークション」には参加しない。交渉が上手くいけば、ミランは翌日か翌々日には取引を完了する予定だ。そうでなければターゲットをガラリと変えることになり、その代替候補の中にはツィエクがいる――Sky



個人的にはケテラーレの獲得失敗など考えたくもありませんし、それゆえ代替候補について言及することもしません。
取りあえずケテラーレさえ獲得できれば今夏ここまでのメルカートにおける出足の遅さは許容できますし、この交渉だけは必ず成立させて欲しいと心から願います。


それでは今回はこの辺で。

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